悪戦苦闘日記


2003年12月28日    マシンクラッシュで新調
それはクリスマスイブの夜に起きた。六本木ヒルズ、東京ミレナリオを見て家に帰り、写真をパソコンに転送しようとスイッチを入れたその時だった。ハードディスククラッシュ、いつまでたってもパソコンの画面は真っ黒のままで、アクセス音だけがカリカリ・・・。そろそろマズイかなとは思っていたが、こんなに急に逝ってしまうとは予想できなかった。ハードディスクの中には写真をはじめ、大事なファイルがたくさんで、バックアップを取ってない物が殆ど。何とか復旧しないものかとセーフモードや起動ディスクを使ってトライを重ねるが、どうしても動いてくれないので、翌日メーカーのサポートへ持ち込み修理する事になる。見積もりは4万円弱、これは痛い出費だ。しかしここで困ったのはメールとホームページで、これはパソコンがないとどうにもならない。しかもメールはデータが飛んでアドレスが全くわからないので、Webメールと掲示板の過去ログから最小限を拾ってくる。不幸中の幸いだったのは、数日前にホームページのバックアップを外付けハードディスクに取っていた事。これがあれば、次のパソコンを買う事ですぐに更新ができる。というわけで、クラッシュ翌日にヨドバシカメラにパソコンを買いに行った。ちょうど冬のセールが終わった後で商品の多くは在庫切れ、その他の物も値段が一般価格に戻っていて全然お買い得でなかった。何にするか迷ったあげく、結局前と同じ機種のLaVieにして、そのまま持ち帰りセットアップを行う。消えた3000通のメール、2000枚の写真はかなりの痛手となったが、マシンが新しくなった事で気持ちを切り替え、本日もマメに更新。

2003年12月25日    東京ミレナリオ
1年の最後を締めくくる冬の風物詩、東京ミレナリオ。もちろん今年も見に行く予定はしいていたが、開始時間が少し遅いので、都内各地のイルミネーションスポットを回っていく事にした。夕方前に家を出て、まずは中目黒の駅を降りる。代官山経由で恵比寿まで歩くとちょうど日暮れとなり、そのまま恵比寿ガーデンプレイスへ。麦酒記念館で少々時間をつぶして外に出てみると、イルミネーションがほど良い感じになっていた。屋外コンサートも始まって、クリスマスムード満点。長居は禁物なので、後ろ髪を引かれながらも地下鉄で六本木まで移動する。もちろん目的は六本木ヒルズ。改札を抜け、地上に出るとそこは人がいっぱいで、派手なディスプレイが目を引く。敷地内を抜けてけやき坂へ出ると、そこは銀色に光るストリートで、高級なお店が並ぶ通りを若いカップル達が通り過ぎていく。今全国で一番ホットなこの場所は、昔の表参道を遥かに凌ぐお洒落なスポットだ。チョコレートで有名な「ル・ショコラドゥアッシュ」には長蛇の列ができていて、それを横目に見ながら、テレビ朝日前のクリスマスツリーまで歩く。ここのツリーはかなり大きくて、ネオンサインのように色がクルクル変わる。遠くから見てもまた綺麗で、この風景にツリーが映える。時間がないので敷地内を一周し、そのまま出口から地下鉄で有楽町へ移動、東京ミレナリオ会場を目指す。有楽町フォーラムから丸の内へ出ると、いきなり華やかなイルミネーションが目に飛び込んできた。今年のミレナリオは江戸開府400年、「時の光」がテーマ。昨年よりはいくらか角張った感じで、ひとつひとネオンがかなり明るい。時間が遅かったせいか予想したほど人は多くなく、あまり並ばずにアーチの下をくぐる事ができた。今年1年のいろんな出来事を思い浮かべながら、光の中をゆっくり歩いた。

2003年12月23日    ハマこい in 横浜大桟橋
クリスマスイブイブという事で各地でイベントが目白押し、予定通り横浜大桟橋に行ってきた。今日の横浜は快晴で気温15度と10月後半並の陽気で、しかも風がない。関内の駅から山下公園方面に歩いていたら、少し体が暑くなってきた。大桟橋に着いたのが午後12時58分、イベントが始まるのが午後1時で、ギリギリで場内へ駆け込む。しかしステージ前にはあまり人はおらず、かなり前の方に行く事ができた。今日のステージはハマこい踊りとライブ。トップバッターは横浜百姫隊だ。これが今年のよさこいの見納め、写真の撮り納めだ。司会者が出てきて短めに紹介をした後、いきなり百姫隊の踊りが始まった。今日はいつもと違うステージで、白と赤を基調とした衣装をまとい、軽やかなダンスが始まった。クリスマスイベントという事で、子供達が中心となったステージ、それにしてもこのチームの子供達は非常に踊りがうまい。さすがにスクールメイツ予備軍、かなり練習を積んでいるようだ。次々と繰り出す技と楽しい踊りに、ステージ前にはどんどん人が増えてくる。シグネットという組織はいくつも個別のチームを持っていて、5番目にようやく主力チームが登場した。音楽と踊りはいつもの百姫隊、しかし今日は衣装がサンタクロースになっている。鳴子を持ったサンタ、いつも通りのアクロバティックな演舞で客席を湧かせる。子供たちの空中一回転も健在で、いつもより早く回っているように見えた。これはもうよさこいでなく新春スターかくし芸大会、場内にいた誰もがそう思ったに違いない。とりあえずこれで今年のよさこいは全終了、仕事を除いては楽しい1年だった。

2003年12月20日    お台場のイルミネーション
このシーズン、忘れてならないのがお台場のイルミネーション。夜景を見るのが主目的だったので午後からゆっくり外出し、東京テレポートの駅に着いたのは午後2時過ぎ、まずは大江戸温泉に向かう。ここに来たのはドリーム夜さ来い以来で、その時と違って今日は海風が強くとても寒い。ここの入場料は2700円と非常に高く、土日祝は更に時間800円の割増料金を取られるので、施設横の土産屋だけ寄ってすぐにそこを出る。ヴィーナスフォートまで行くと、人の顔ぶれが全然違ってきた。さっきまではおばちゃんばっかり、こっちは若者のカップルばっかりで、どっちでもない自分達の居場所を少々疑う。でも中へ入ってみるとこれが別世界で、とても綺麗でお洒落。ブルーライトの天井に、ディスプレイやイルミネーションが映える。噴水広場のネオンは幻想的で、時間になると光が変わり天井から雪が降ってくる。周りにいるカップルはこれに合わせてコイン投げをやっていた。自分はただ写真を撮るだけ。隣の施設のメガウェブでは、大型ツリーの下でライブをやっていて、この時間は星村麻衣が歌っていた。時間がないのでしばらく見て、デックス・アクアシティ方面へ急いで移動する。こちらは東京湾が一望でき、しかもレインボーブリッジと東京タワーが見えるので、かなりの人で溢れていた。東京でこれだけのロケーションは他になく、この風景をバックにイベントやライブが行われていた。海浜公園のクリスマスツリーは最高で、音楽にあわせて光が変化する超豪華版。ゆっくりこれを見ていたために、フジテレビのイベントが終了してしまい、周辺のディスプレイだけ楽しんでお台場を後にした。

2003年12月19日    ミューザ川崎オープン
川崎西口に新しいビルができた。地上27階のインテリジェントビル、その名はミューズ川崎。大型音楽ホールとオフィス、ショップ&レストランが46店舗入った本格商業施設だ。都市公団が所有するこの建物、今日がオープンという事で大々的にオープニングセレモニーが行われた。昨日自宅のポストに案内のチラシが入っていて、そこに先着300名にクリスマスプレゼントがあると書いてあった。オープンは12時だったので、時間に合わせて会場まで行くと、ちょうど整理券を配り終わったところだった。代わりに出てきたのがマックの割引券と、本屋のティシュ配り。紙ばっかり貰ってもしょうがないのだが、とりあえず渡されたものは懐に収めておいた。オープニングイベントが始まり、高さ8メートルのツリーに灯りがともる。黒人4人組のゴスペルコンサートが始まり、ツリーの上から雪が降ってくる。凝った演出でクリスマスムードを盛り上げるが、観客はプレゼント狙いのおばちゃんばかり。不思議な雰囲気の中でセレモニーは淡々と進行し、あっという間に終わった。せっかくなのでフロアーをざっと回ってみた。24時間営業のスーパー、コーヒーチェーン、薬屋、本屋、コンビニ、ファミリーレストラン、理髪店、飲食と、必要なものは大体ある。西武が潰れて寂びれかけた駅周辺に、このような大型商業施設ができるのはありがたい。しかしこのどでかいシンフォニーホールは、一体誰が使うのだろう。

2003年12月18日    品川駅の迷い人
久しぶりに仕事の話で都内へ赴く。待ち合わせ場所が品川駅だったので、約束の時間よリ少し早めに着くように家を出る。品川駅は10月に新幹線の駅がオープンしたばかりで、以前とは全く違う景色の駅になっている。よって待ち合わせといっても、場所がなかなかわからない事が多い。今日もそうだった。新幹線の改札口を指定したのにもかかわらず、相手は右往左往で、携帯電話で何度も連絡を取りながらようやく落ち合う事ができた。そのあとも同様で、やはり携帯電話で相手を誘導、指定の場所まで来てもらう。なぜこんなにわからないんだろうと思ったら、普通の人はこの新幹線口を知らないようだ。帰省や出張で新幹線によく乗る人、あるいはインターシティに努めている人にしか馴染みがない所。東京という街は新陳代謝が早いので、あっという間に街が変貌する。なのでしばらく来ないと風景が変わってしまうのだ。特にニューオフィス街である品川、汐留、六本木は以前の姿が全く残っていないので、久しぶりに足を運んだらただのお登りさんになってしまう。打ち合わせが早く終わったので、駅の周辺を少し散策してみる。高輪口に出て、プリンスホテルでクリスマスのディスプレイを鑑賞し、駅に戻って構内の飾り付けを見る。最近脚光を浴びている品川駅周辺だが、オフィスとしての注目度は汐留より低く、夜の風景は銀座にはかなわない。

2003年12月17日    堀の内の小料理屋
川崎市役所裏に堀の内という場所がある。その名を全国に轟かせるソープランド街だ。職安への往復はここが近道となるので、必然的にその中を抜けていく事になる。めったに通るところではないが、この抜け道とその周辺というのがなかなか凄いところ。通りにはネオンチカチカの店が並び、怪しげなのお兄さんたちがお客を呼び込む。その一本横の通りに、小料理屋という看板を上げた店が何件も連なる。通りに面した部分は全部ガラス張りのその店、中には何人かの女性が道路側を向いて座っていて、時に手招きなどしている。驚くのは彼女たちの格好で、下着一枚で平然としていて、そこを通っている自分のほうが思わず目をそらしてしまう。全く恥かしいのはこっちのほうで、その女性たちより通行人のほうがあきらかに少ない。で、問題はここからだ。果たしてこの小料理屋とは何ぞや、また何をするところか? 検索エンジンを駆使して調べてみる。それによると「小料理屋」は別名「ちょんの間」と呼ばれていて、その手のサービスをする所であると書いてある。昔の赤線のなごりで、それが名前を変えて今に残っているという事。つまりこの界隈のソープランドもその延長線上にあるわけだ。他の風俗店と比べてサービスや時間が短いので料金も安いとの事。ちなみに川崎の場合一回一万円が相場らしい。風俗には全くうとい自分でも、妙に気になる一角だ。

2003年12月16日    年賀状狂想曲
年賀状作成の季節になった。今までずっと手作りしてきて、ここ数年はパソコンで制作し、プリンタで印刷するのがパターン。本当は印刷に出すとか、テンプレートを使った方が楽なのだが、どうもそれが性に合わず今年もオリジナルを作る事になった。実家から頼まれている分もあるので、とりあえず実家分から制作を始める。使用ソフトは筆王で、イラストはフリーの素材屋さんから調達、デザインはサクサクとできた。あとは印刷をするのみ、ここからが今日の作業だ。歯医者から帰ったのがお昼前で、間髪をいれずにそのまま作業に入る。プリンタの設定をし、いざ印刷。久しぶりギーギーいいながら動き出すプリンタ、印刷が始まったかと思ったら急に止まった。どうも給紙がうまくいかないようで、一度本体をバラしてフラッシング、再度スイッチを入れる。ようやく印刷が始まったと思ったら、今度は4枚ほど印刷が進んだ所で突然インク切れ。新品のスペアを持っていたのですぐに交換して、またスイッチを入れ試し刷りをしてみる。ところがインクが固まっていて、全然印刷ができず、やむなくこれを湯せんにかけて暖める。これで印刷できるかと思ったら、マゼンダが死んでいて全く使い物にならない。ここで止める訳にはいかないので、ヨドバシカメラへインクカートリッジを買いに、往復7キロの道のりをママチャリを走らせる。4000円の無駄な出費と体力を消耗し、ようやく作業は再開、プリンタは動き出した。

2003年12月15日    鶴見川のカモメ
わりと街中に住んでいるので、時々自然が恋しくなる。そんな時の散歩コース、それが鶴見川の土手。今日も鶴見まで行くために車で走ったが、普段は自転車か徒歩で来る所。最近は散歩といえば川崎まで歩くのがメインで、なかなかここに来る機会が少なくなっていた。なぜこちらにまた戻ったかというと、それは写真を撮るため。カメラを買い換えたのでそれを持ち歩き、適当な被写体を見つけてはシャッターを切っている。実はこの辺、元々風景としてはあまり期待はしてなかった。しかし足を運んで気づいたのは、ここにはレガッタの練習艇が常に往来し、川であるにもかかわらずカモメが飛来する。しかもその数は半端でなく、山下公園氷川丸前をも凌ぐほど。ちょっと違う所といえば、ここの皆さんは日向ぼっこが好きで、なかなか飛んでくれない事。陽だまりの斜面にじっとしていて、近くによっても逃げようとしない。全く被写体としては面白くないのだが、向こう岸に餌を持った人がやってくると一斉に飛び立って行ってしまう。水面に映る太陽の中を飛ぶ姿はカッコイイ、でもしばらくして戻って来た彼らの、陽だまりのおしくら饅頭はらしくない。隣を走り抜けるマラソンランナー、併走するレガッタ、夕日がキラキラしてとても綺麗だ。ここはひょっとすると、人と鳥のオアシスなのかもしれない。

2003年12月14日    よこはま・たそがれ
天気がいい! こんな日はとてもじっとしていられない。そう思い立ったのはお昼前、今日は朝寝してしまったのだ。空気が澄んでくっきり晴れているので、行くのは海が見えるところ、そうなるとやっぱり横浜しかない。家を出るのが遅くなったので、久しぶりに車で出かけることにした。市内の混雑、特にみなとみらい地区の渋滞が激しいので普段は車を使わない事にしているが、帰りにベイブリッジ方面に寄りたかったので今日は乗っていく事にする。1号線をまっすぐ走り、思ったほどの渋滞はないまま横浜市街地に入る。大桟橋に行きたかったので、周辺の駐車場を必死で探すが空きはなく、そのまま大桟橋に入ったらなんと空いていた。これぞ灯台元暮らし、ラッキーと思っていたら、ここは駐車料金がバカ高い。1時間500円、どうりで空いているわけだ。車を降りて桟橋の上へ移動、360度パノラマの海から見える横浜の風景を堪能する。ベイブリッジがくっきり見え、反対側には富士山が雲に隠れて僅かに見える。赤レンガ倉庫も夕日に映えてとても綺麗だった。デッキを降りてエントランスを抜けると、特設会場でハマこい踊りをやっていた。事前情報はあったが人が少なく、誰が見てもギャラリーよりも踊り子の方が多かった。時間がないので3分だけ踊りを見て、急いで駐車場へ戻り、そのままベイブリッジへ車を飛ばす。なんとか日の入りに間に合い、今日も横浜の街を背に黄昏た。

2003年12月13日    銀座のイルミネーション
クリスマスシーズンといえば銀座のネオン。都内のイルミネーションスポットは数々あれど、これだけ豪華で派手な所は他にない。普段なら新橋で降りる電車を今日は東京まで乗り、まずは八重洲の地下街からスタートする。ここをしばらく徘徊し、食事をした後日本橋の高島屋へ向かう。ここへ来るのは銀座華パレード以来であるが、あの時とは風景がかなり違い、すっかりクリスマスの佇まいになっていた。このまま銀座まで歩けばよいものを、急に有楽町に行きたくなって、一度東京駅へ戻って丸の内側への通路を抜ける。駅前から丸ビルにかけてはミレナリオの準備が始まっていて、ライトの一部が既に取り付けられていた。この日試験点灯はなかったが、オフィス街のクリスマスツリーやディスプレイが綺麗で、なんとも言い難いハイソな雰囲気をかもし出していた。そのまま有楽町の駅を抜け、いよいよ銀座の街並へとたどり着いた。今年のイルミネーションは少し地味で、デパートや大型商業施設の一部では、全く何もしていないところもあった。やはりこの不景気をあらわしているのだろう。しかし4丁目交差点周辺は、派手なネオンサインとディスプレイが街を明るくしていて、多くの人がそれを眺めながらゆっくり足を進める。さすが日本一高級な街、夜の風景も日本一だった。

2003年12月11日    東京ディズニーランド
このシーズンになると何かとクローズアップされる場所、東京ディズニーランド。ちょうど神奈川県民の優待チケットが販売され始めたので、それを購入し1年ぶりに行ってきた。今まで平日に行ける事は殆んどなく、これが最初で最後のチャンスと思い完全防備で臨む。朝一で行くと疲れるので、午前中のイベントに間に合う時間に出かけ、舞浜の駅に着いたのが10時半過ぎ。家からは1時間程度で来れる所だが、ここは駅を降りていきなり寒い。やはり海が近いからなのだろうか。駅から続く人並に流されて入口に到着し、改札を抜けて中に入るとそこはもの凄い人ごみだった。過去何度もここに足を踏み込んでいるが、こんなに混んでいるのは初めて。はっきり言って土日より全然人が多い。少しうんざりしながら、最初のパレードである「ドリーム・オブ・クリスマス」の場所確保に走る。園内のパレードコースは既に1時間以上前から場所取り合戦が行われていて、もう座る場所がない。この寒い中皆さんご苦労な事であるが、それでもかろうじて見つけた隙間に潜りこみ、何とかその場を凌いだ。こんな状態が終日続く。食事をするのも大変で、土日でも空いているはずの「ラッキーナゲット・カフェ」が長蛇の列で、並ぶ事すらできず退散。やむなく人気のない「ハングロー・ベア・レストラン」(ようするにハウスのカレー屋)の最後尾に並び、散々待たされたあげくカレーだけ食べてすぐに出る。午後からも更に人は増え続け、主要アトラクションはファストパスを貰うのに1時間待ちなんてモードに突入。しかもスペースマウンテンが事故で止まって、その分ビッグサンダーマウンテンに人が押し寄せ、全く近寄れない状態。この地点でアトラクションは全部諦め、この日の重点をパレード&ステージに絞る。しかしステージは抽選制なので、抽選会場で当たりを引かないと中に入れない。会場まで行ってみるとそこは今まで以上の人だかりで、抽選するのにまた1時間以上待つような状況。外れて1時間待ちはバカらしいのでこれも諦め、結局超不人気の「魅惑のチキルーム」とパレードだけ見る事にして、適当に時間を過ごす。夜のメインは「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」。コイツを見ないことには来た意味がない。必死の席取合戦をかろうじて制し、こちらは良いポジションで見ることができた。その後の花火も綺麗で、真冬のファンタジーはあっという間に夜空に消えていった。家にたどり着くと、またいつも通りの汚れた世界が待っていた。

2003年12月9日    衛生士男かよ!?
毎度おなじみ歯医者の日。もうガリガリやられてしまったので、あとはどうにでもしてくれって感じだが、でもやっぱり行くのは嫌だ。しかも今日は午前中の予約なので、朝起きてすぐ心の準備をしておかないといけない。何をするでもなく予約時間になり、ダラダラと歯医者までの道のりを歩く。そして治療室へ。いつもならここで衛生士が出てくるはずなのだが、今日はなぜか若い男がやって来た。しばしカルテを見ていたこの男、突然治療を始めますなんて言って治療台を倒し始めた。おいおい、大丈夫か? どう見ても20代前半、今まで見たことのない男だし、少しおどおどしている。男の歯科衛生士か、あるいは研修医なのかよくわからないが、さっそく歯石取りの作業が始まった。歯茎に太い針のようなものが突きささり、いきなり痛い。しかも少し手が振るえていて、唇に器具が当たる。やっぱりコイツは新人だ。バキュームの使い方もメチャクチャ下手で、唾液を吸わずに内側の肉を吸ったりしている。所詮歯石取り、新人でもそんなに難しい作業ではないと諦めて、運を天に任せる。慣れない手つきでそのまま作業は進み、そして30分、きょうはやたらと時間がかかる。ふと席を外したので作業が終わったのかと思ったら、他の衛生士になにやらゴチャゴチャ聞いている。そしていつもの衛生士と一緒に戻ってきて、今度はその衛生士が作業を再開。ガシガシカリカリ、快調に歯石を落とすその衛生士は若い女性。横でじっと作業を見つめる新人男。不思議な光景の中で本日も無事治療は終了した。それにしても今日に限って新人に当たるとはついてない。それも男。やっぱり歯科衛生士は女に限るな。作業中のしなやかさが全然違う。よって男はダメ。来週も同じ曜日を指定されたが、またこの男がいない事を祈りたい。

2003年12月8日    銀杏並木で黄昏る
特に呼び出しがあったわけではないのに、今日は職安に行く。それも横浜じゃなくて川崎。変な話だが、うちは市堺に近いため、殆んどの施設が川崎の方が近い。というよりも鶴見(横浜)の方が圧倒的に遠い。区役所、税務署、社会保険事務所、警察署、これ全部そうだ。川崎なら徒歩で行けるのに、鶴見は電車で、しかも2つの路線を乗り継いで行かなければならない。なぜ今日川崎かというと、失業保険の受給制度が今回変わり、次回呼出日迄の間に必ず2回、就職活動をしないと給付が止められる事になったからだ。支給額は上限50%枠に引っかかり、家賃もロクに払えない金額。なのでわざわざ動くのは非合理的で、バイトでもしていた方がまだマシ。ただ言われている事はやらないといけないので、一番近い川崎へ出向く事になった。今日は暖かいので、自転車に乗って往復7キロの道のりを颯爽と走る。途中川崎駅前の1000円理髪店で髪を切り、銀杏並木を抜けてハローワークへ到着。求人検索の受付をして、はんこを貰ってしばらくパソコンをカシャカシャ。さすが天下の職安、いつもながらロクな情報がない。このままここにいてもしょうがないので、3分でそこを出て銀杏並木へ戻る。青い空に映える黄色い銀杏、午後の光が当たってとても綺麗だ。本当に12月だろうかと疑いたくなるくらいもこの風景は秋を感じさせる。しばし自転車を止めて銀杏並木を歩き、持っていたカメラで写真を何枚か撮る。少し風が出てきて、銀杏の葉っぱがハラハラと舞い始め、自転車の籠の中へ落ちて来た。それをそのままにして、また自転車に乗り大通りを走る。黄昏の街に映える銀杏並木、渡り鳥も黄昏色に染まる。

2003年12月6日    ブルーライトヨコハマ
街の灯りが とてもきれいねヨコハマ〜♪、というわけで久々に横浜の街へ出没。いつものようにフリー切符430円也を買って電車に乗り込む。最初に降りたのはこれまた久々の関内で、横浜球場を抜けて大通りのいちょう並木を見ながら中華街方面へ歩く。週末の中華街は人が多く、歩行者天国になっていても歩くのが大変で、人並をかきわけながらランチの店へ急ぐ。おなじみの楊州飯店、ランチタイムの時間には何とか間に合ったが、店内がいっぱいで座る場所がなく、しばらく待つ事になる。しかし今日はランチメニューが当たりで、酢豚定食も鳥唐定食もあった。2人なのでそれぞれひとつずつ頼んで、それを取り皿に分けて両方食べる。至福のひと時を終え、今度はオープンしたばかりの横浜大世界へ行ってみる事にした。ここは午前中に王様のブランチで紹介されたので、かなりの人でごった返していた。ただ人が多いのは売店だけで、施設の方はそうでもない。なぜかというと、ここは入館料を取られるからだ。大人500円、子供400円と、この手の施設としては入場料が高く、それにわざわざ入る人は少なかった。関内は飲食や展示がしてあるという事であるが、飲食をするために入場料を払うというのはナンセンスで、やはり敬遠されて当然である。いずれ無料開放されるであろう。そんなわけでここには入らず、いつものように山下公園からプロムナードを抜けて、赤レンガ倉庫に到着。と同時に天気が悪くなり、雨がパラパラと降ってきた。しばし倉庫内の特別展示等を鑑賞し、雨がやむのを待ってみなとみらい周辺のイルミネーションを見に行く。ホテルパンパシフィック、横浜グランドインターコンチネンタルホテルのディスプレイを見た後、本命のクイーンズスクエアのツリーへと向かう。ここは毎年シンギングツリーというイベントをやっていて、定時ごとに巨大なクリスマスツリーが音楽にあわせて踊る。踊るといってもツリーが踊るのではなく、電飾が踊るのだ。定時ギリギリにツリーの前に到着し、始まるのを待つ。そして時間になり案内の放送が流れる。「本日ツリーの故障でイベントは中止します」、あちゃ〜、またやられた。わざわざこのためだけに来たのに中止なんて。しかも同時に始まるコスモクロックの電飾花火も見逃してしまい、もう踏んだり蹴ったり。しょうがないのでランドマークタワーへ移動したら、クリスマスツリーのライトアップがちょうど終わったところだった。雨に濡れる、イベントは中止、カメラは不調で、横浜の街は今日もブルーに暮れて行った。

2003年12月4日    恋ノチカラ
今日から再放送が始まった「恋ノチカラ」。大手広告代理店を飛び出し、独立した3人の男女が苦労しながら仕事をしていく、業界ラブストーリー。高い視聴率を得たこの番組、昨年放送された中で一番好きなドラマだ。明るい未来と希望と自信の20代、それが30代にに入り何となく先が見えて来る。都会で暮らす30代の男女の等身大ストーリーは、同世代の熱い支持を受けた。このドラマ、もちろんフィクションであるが、実はモデルとなった会社がある。その名はタグボート、広告業界でこの名前を知らない人はまずいないだろう。電通から独立した4人のクリエーターが作ったこの会社は、日本で初のクリエイティブ・エージェンシー(広告制作専門会社)だ。サントリーBOSSのコラボCM、DAKARA、なっちゃん、富士ゼロックス、家庭教師のトライ、カロリーメイト等々、多くの制作物を世に送り出している。ドラマではこういう部分は一切出てこない。設立に至る経緯までが実際の話とリンクしているだけ。基本的にフジのドラマは、バブル時代からのトレンディ路線を踏襲しており、男女のラブストーリーが華やかに描かれる事が多い。しかし実際の広告業界はどうだろう。一部ではそういう浮いた話はあるのかもしれない。だが現実に美男美女の社員に洒落たオフィスなんてありえない。業界はもっと殺伐としているのだ。矢田亜希子みたいな女性は見た事がないし、むしろ色気のかけらもない男みたいなヤツばっかりいるのが普通である。営業なんてもっとドロドロした世界で、情熱や人情で仕事が取れるわけではない。特に大手広告代理店の仕事は、営業に行くんじゃなくて基本は接待。クライアントとの馴れ合い、癒着が一番大事なのだ。よって業界慣習はいかにも日本的、かなり古い体質といっていいだろう。テレビや雑誌で見る広告業界、あれは業界人の夢と妄想の世界なのである。でも恋ノチカラはそんな事を少しも感じさせない爽やかなドラマ、もう一度夢と希望を持たせてくれる「チカラ」になるかもしれない。

2003年12月2日    恐怖の歯医者大詰め
恐怖の館もいよいよ架橋、やっと歯に金属が入る日がやってきた。特に痛くなく、見た目もわからなかったので放っておきたかったのだが、医者の脅し!?に乗せられてあえなく撃沈、ガンガン削られて結局銀歯。驚いたのは、歯を入れる作業は医師は一切やらない事。基本的に衛生士任せで事は進み、そのままチェックもなく作業は終わった。こんなことでいいのか? それともここの歯科は衛生士の技量が高いのだろうか? 今まで歯の治療をやってもらって、医師が全くタッチしなかったのは今回が初めてだ。衛生士は淡々と型合わせの作業をして、慣れた手つきで新しい歯を作りあげる。他もそうなのだろうか。妹が歯科衛生士だが、そんな話は一度も聞いた事がない。治療が終わり、外へ出てあわてて鏡を見ると、上の歯にキラリと光るものが・・・。ああ、とうとう銀歯になってしまったか。冠はかろうじて避けられたものの、表面から見ると歯の8割方が銀になっている。これじゃ年寄みたいだなぁと、ガックリ肩を落として家へ帰る。戻ってすぐまた鏡の前へ行き、その歯の様子ををチェック、そして必死に歯磨きをする。なんとなく違和感があるようなないような、特に痛みはないが、冷たい水が少ししみるようだ。まあ良くも悪くもこれで普通にオマンマが食べられるわけで、これが良かったと納得する事にした。そして今日、朝起きてうがいをすると、口の中が血だらけになっていた。そう、昨日あの後激しく歯石取りもされたのだ。多少歯槽膿漏の気があるせいか、歯茎をガシガシやられると血が止まらなくなる。今担当の衛生士はなかなかの兵で、容赦なく力任せにやってくれる。その影響でこんな事に? とりあえずブラッシングと口すすぎを繰り返し、なんとか朝食を食べる。食後特に調子が悪いわけではないが、来週からまた歯周病の治療として、手掘りの歯石取りが始まる。アーメン。

2003年12月1日    ホームページニューアル
ホームページを大幅リニューアルした。前々から手を付けようと思っていたのだが、このところのイベント続きで写真ファイルが大幅に増え、それの整理とアップに相当時間を費やしている。考えてみればこの夏頃からの写真は殆んど眠っていて、まだ見てないものさえある。高円寺阿波踊り、かわさき阿波踊り、北海道風景写真、ドリーム夜さ来い、土居町秋祭り等々、数えたらきりがない。一体何枚の写真がパソコンのハードディスクに埋まっているんだろう。そういえばマイマシン、最近やたらと重くてすぐ固まるし、時に全くいう事を聞かなくなる。さっさと手を付けないと、これは大変な事になりそうだ。写真が多いのでHPスペースも足りないし、無料といわれているサービスは殆んど使い切っているし、これはもうお金を払ってWebスペースを確保するしかないか。その前にマシンが限界で、早く買い換えないとそろそろダウンしそうな予感。家電ではキッチンのテレビも既に壊れかかっていて、先が見えているし、リビング用のテレビもビデオデッキも耐用年数を過ぎている。今どきビデオはないのでDVD? パソコンもCD-RWが付いてないのでフロッピーだし、いやはや、これはいくらお金があっても足りないや。やっぱりデジモノと○○は新しいものがいい?


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