悪戦苦闘日記


2004年3月30日    横浜の桜 〜鶴見区編〜
東京の桜は概ね満開、週末の花見もかなりの人出となった。しかし横浜は開花宣言こそ出ているものの、標準木のある元町公園以外はあまり咲いているところがない。うちから一番近い桜の名所、三ツ池公園はかろうじて5分咲きといったところで、今満開になっているのは枝垂桜や緋桜の類。ボケも満開だが、これは花見をするような類のものではない。自宅の周辺には意外と桜並木が多いところで、花見をしようと思えばどこでもできる。しかし花が咲いてない事にはどうにもならないので、近所を適当に車で流してみた。川崎方面はまだ蕾、多摩川方面は1分咲き、やはりソメイヨシノが咲いているのは、三ツ池公園と夢見ヶ崎動物公園だけのようだ。という事は横浜は東京より1週間遅れ、つまり今週末が満開という事になるようだ。この界隈のお勧めポイントは、前出2箇所と等々力緑地公園、多摩川河川敷といったところがメジャーな場所。穴場は二ヶ領用水の側道と鶴見川の河口寄りといったところだろうか。前者は桃や木蓮が一緒に見られて、後者はカモメとボート漕ぎが見られる(笑)。どこに行っても桜は桜、でも天気がよくならない事には花見はできない。今日も雨、明日も雨で、しばらくはまた青空が拝めそうにない。

2004年3月28日    ワンコリアフェスティバル
南北朝鮮の統一を願ったイベント「ワンコリアフェスティバル」。よさこいを始め、ライブステージ、飲食、物販等、様々なイベントが代々木公園で行われた。この日の天気は快晴、気温も高く、何より花見シーズンという事もあり、園内は人でごった返していた。このイベントだけのために来た人はむしろ少なく、多くは花見客。これによさこいの踊り子、ストリートミュージシャン、犬の散歩組も加わって、会場内は凄い絵づらの集団になっていた。このイベントのメインはよさこいアリラン、その名の通り、高知のよさこいに韓国のアリランのテイストを入れたもの。現地に着いたのが10時半過ぎだったので、NHK前ストリートではもうすでに流しが始まっていて、地方車からの大音響が公園通りまで響いていた。ひととおりよさこいを見た後、特設ステージ前の飲食、物販会場へと足を運ぶ。事前情報によると、直径2メートルの巨大チゲ鍋があり、会場内で売られてるという。当初は振舞われるとの話もあったが、行ってみると1杯500円になっていて、あちこちで呼び込みが行われていた。500円=ワンコイン、そうか、これはワンコリアに引っ掛けているのかなどと感心しながら、情報のあいまいさに結局頼まず。そういえば前夜祭の場所も急遽変更され、しかも入場料が500円になっていたのにちょっと疑問。まあそんな事はともかく、今日は桜とよさこいを見に来たのだった。よさこいアリランといっても、主催者関連チーム以外はいたって普通のチームがエントリーしている。表参道の常連チームやユニットチーム、高知の某有名チームそっくりの曲と踊りのチーム等々、流し、ステージを見て1日が終わった。心残りなのは、よさこいを見ていたせいで、ソニンのライブを見逃した事。そういえば彼女は高知出身の在日2世だったなぁ。なるほど、よさこいにもワンコリアにも関係あるわけだ。納得。

2004年3月27日    東京の桜 〜港区・中央区編〜
今日は久々のいい天気、予定通り桜を見るため朝から都内に出かけた。浜松町の駅を降りてまずは増上寺まで歩く。境内に入るといきなり桜が満開で、真正面に見える本殿とバックの東京タワーがとても絵になっていた。昔いた会社がこの近くにあり、この時期ここに来ると当時のほろ苦い気持ちがよみがえってきて、思わず缶コーヒーが飲みたくなる。境内を一周した後、東京タワーを経由して六本木アークヒルズまで行ってみる。ここは昨日のニュースステーションに出ていたところで、以前テレビ朝日があった場所。けっこう急な坂になっていて、南側をスペイン坂、北側を桜坂という。よく間違えられるようだが、このスペイン坂というのはTFMのスタジオがあるところではない。あれは渋谷。桜坂についても、福山雅治の歌のモデルになったところではない。アークヒルズに寄って桜坂を抜けると、そこは満開の桜が高層ビルの狭間でひしめいていた。東京の桜というのは何か不思議な空間を作り上げていて、本来自然の中にあるべきものが、妙に街中の風景にマッチにしてしまう。そういう意味ではこの桜坂の満開の桜は、東京一と言っても過言ではないだろう。坂を下りて国会議事堂前から三宅坂を経由して皇居前へ、日本の中枢部分を歩いて抜けていくのもなかなか面白い。桜満開の日比谷公園を抜けて新橋へ到着、ここまでの総歩行距離はざっと12キロ。この疲れを癒す為に「せとうち旬彩館」で母恵夢を買って帰った。なかなかダイエットは難しいようだ(笑)。

2004年3月26日    夢見ヶ崎動物公園の桜
朝起きたら今日も雨、桜の開花宣言が出てから1週間以上経つのに、全然天気が良くならない。このままじゃ花見はまだまだかと思っていたら、午前中に雨は止み、少し晴れ間が出てきた。買物をするついでがあったので、桜の綺麗な近くの公園に寄ってみる事にした。川崎市の夢見ヶ崎動物公園、小高い山の上にある市営の公園で、名前の通り動物園が併設されている。入場料は無料で、駐車場も完備されていて、桜のシーズンは花見客で賑わう。場所の悪さが幸いしてか、地元でも知っているが少ない穴場の公園。駐車場に車を止めて公園内に入ると、もう桜がかなり咲いていて、所々に花見客が場所取りをしていた。大島桜が8分咲き、ソメイヨシノは3分咲きといったところだろうか、桜の花は風に吹かれて揺れていた。何か様子が変だと思ったら、公園内が整備されていて綺麗になっている。事前情報を何も持たないまま来たのだが、今日がリニューアルオープンの日で、午前中に何かイベントがあったらしい。動物園の設備が新しくなっていて、レムール舎という設備が出来ていた。隣のペンギン舎も新しくなっていて、住人達はいつになく元気に泳いでいる。背景には大きな桜の木があり、ペンギンと桜という何とも不思議な風景に心和ますひと時。ここの桜はかなり古くて大きな木で、枝振りが非常に良い。園内中央の桜はすでに満開になっていて、そこにはお馴染み、メジロの集団が遊びに来ていた。約1時間ほどの花見であったが、今年初めて見る満開のソメイヨシノは、青空に映えてとても綺麗だった。

2004年3月24日    止まない雨もある
桜の開花宣言が出て以来急に寒くなり、雨が降ったり雪が降ったりと気候は完全に冬に逆戻り。ほころびかけていた桜の花も蕾のままで、街中どこを歩いても桜の咲いているところがなくなった。先週の今頃は房総半島を走っていて、気温は20度を軽く超えていた。それが今は5度、コタツに入っていても背筋が寒く鼻水が出る。全く花粉症なのか風邪なのか、わけがわからない健康状態である。そんな事よりもこの天気、明日も回復する見込みはなく、果たしていつまで続くのだろうか。やらないといけない事がいっぱいあるのに、晴れてもらわないとそれがなかなか片付かない。もちろん畑仕事をやっているわけではないが、外に出るのがおっくうになるのだ。現在は会社に属してないので時間の融通は利く。しかしその反面、全ての事を自分で決めて段取りをしなければならない。雨が降るとこの行動パターンが鈍り、外回りが先送りになる。そろそろ忙しくしないといけない時期なのに、このままでは先が見えて来る。それなのに春先はイベントが多く、週末のスケジュールはほぼ満杯、これ以上身動きが取れない(笑)。どっちにしても晴れてもらわないと困るわけで、公私とも充実した生活を送るのは天気次第という事になろうか。ちなみに広告業界は大雨、止まない雨はないというが、この雨は当分止みそうもない。

2004年3月23日    内税で便乗値上げ
いつも買物をしている近所のスーパー、何気なく寄ってみたら少し様子が変わっていた。変わっているのは商品ではなく値段で、いつもより1割ほど高いのだ。おかしいと思ったら、4月からの税込価格に先駆けて、内税表示を実施しているのだった。なので102円とか176円とか、見慣れない数字があちこちに並んでいる。しかし少しおかしいのは、外税198円の物が内税208円になっているし、中には100円の物が110円になっている物もあった。前者は端数切り上げ、これはある部分しょうがない。しかしスーパー等で買物をした場合、合計額の端数は切捨てで、外税198円なら内税207円とするのが一般的。後者は問題外で、これはあきらかに便乗値上げ。メーカーがこの時期に合わせて定価をつり上げているようだ。すぐ近所の八百屋もそうで、5本80円だったものが90円になり、今日は4本で100円になっていた。値段を上げるだけでなく、本数まで減らすかなり姑息な手法、全く消費者を舐めている。市内にある有名なパン屋までもがそうで、商品それぞれの値段が内税になった分、10円単位で端数が切り上げられている。100円のものは110円、120円のものは130円といった具合だ。そもそもこの内税方式、国家戦略が見え隠れしている。内税にしてしまえば税の負担感がなくなり、消費税への抵抗が減る、そこでさらなる増税をしようというもの。おそらくここ何年かの間に、消費税の税率が2桁になる事はほぼ間違いないだろう。

2004年3月22日    プライド
フジテレビの月曜9時といえばドラマの看板枠、特に第1クール(1〜3月期)は非常に力が入っていて、これで主演が木村拓哉とくれば最強パターンだ。新横浜で集中的にロケをやっていたおかげで直接本人を見る事もでき、親近感のあるドラマでもあった。最後はお決まりのハッピーエンド、もちろんこれは恋愛ドラマだからそうなるのだが、現実にこんな話はありそうもない。竹内結子演じる「古き良き時代の女」、今どきこんな女はいないだろうし、いないからこそ古き良き時代の女がより良く見える。ストーリー的にはいかにも野島作品で、男の友情とそれにまつわる男女関係がうまく描かれているのだが、最後をもうひとひねりして欲しかった。それにしてもこの枠で、弁護士、パイロット、アイスホッケーのスター選手と、ずっと王道を演じ続けているキムタク、どの役をとってもサマになっている。視聴率も常に20%台中盤を維持し、彼のアウトローなキャラと独特の台詞回しが視聴者を引き付ける。実際にロケを見ていても、歩いているだけで存在感があり、目に見えないオーラのような物を感じた。もうオンエアー終わってしまったのでロケはないが、新横浜界隈、特に横浜労災病院とプリンスホテルスケートセンター周辺は急に訪問者が増えた。特にアイスホッケーの公式戦はドラマの影響が大きいようで、閑古鳥が鳴いていたはずの観客席が満杯になるなんていう社会現象を起こしている。横浜・川崎ロケのドラマは多く、このクールだけでもプライド、エースを狙え、砂の器、サラリーマン金太郎、白い巨塔等、数えればキリがない。また今後のラッキーな出会いを信じて、それを楽しみに街を歩こう。

2004年3月20日    開花宣言
昨日横浜では桜の開花宣言が出た。しかし今日は昨日とはうって変わって、天気が悪く朝から非常に寒い。そうはいっても花の金曜日、桜も咲いたとなれば街に人が繰り出さないわけがない。いつものように横浜フリー切符を買って、横浜市内へ向かう。石川町の駅を降りて山手方面へ抜けると、染井吉野がつぼみをかなり付けていて、その一部がわずかに咲き始めていた。もっと咲いているのかと思って期待していたが、多くの木がまだ花を付けてない状態でちょっと拍子抜け、港の見える丘公園まで行っても状況はあまり変わらなかった。元町公園に寄ってみると少し花が咲いていて、写真を撮る人や弁当を食べる人で賑わっていた。しばし桜を眺めた後中華街へ移動し、いつもの店でランチタイムとなる。それにしても桜が咲いてない。ランチをしながら考えた末、横浜公園へ行ってみる事にした。浜風が冷たい関内周辺、こんな気候で本当に桜が咲いているのかと思っていたら、遠くにピンク色の木が見えてきた。桜が咲いてる! 思わず桜の木の元へ駆け寄る。やたらと花びらが大きく色鮮やかな桜、これは横浜緋桜という種類。山桜の変種でけっこう稀少な物らしい。確かに今まで見た事のない艶やかな色と形の花は、遠くからでも目を引く。しばらく花を見ていると、そこにまたしてもメジロがやってきた。今日は2羽、枝の上の方で花を食べている。あわててシャッターを押したら、設定を間違えてあまり綺麗に写っていなかった。開花宣言が出たとはいえ、横浜市内の桜はまだまだつぼみ。満開になるのにはあと1週間くらいかかりそうだ。

2004年3月18日    悪い予感が大当たり〜
このところ当たり続きで悪い予感がしてたら、それがいきなり的中。昨日南房総の花を見ている間に、車のドアに当て逃げされてしまった。左側のドアーに開けたドアーを思いっきりぶつけたようで、3cm位の傷と大きな縦のへこみが出来ていた。当て逃げはこれで3度目、全部旅先でやられている。1度目は清里の農場売店駐車場で、車のフロントを大きくえぐられ、2度目は戸隠の蕎麦屋売店で、リアボディを激しくアタックされている。それぞれかなりの費用をかけて修理をしたが、今度はへこみの具合が微妙で、傷だけなら自分で治せそうな感じ。今はとても修理費を捻出できるような家計状態ではないので、今回は修理に出さずそのまま乗る事にした。車を持っていると避けられないのが、こういったつまらぬ事故や被害。そういえば被害は他にもあり、高速道路を夜中に走行中、トラックの飛ばしてきた石でフロントガラスが割れて立ち往生、一方通行の道をトラックがバックで逆走してきてボンネット大破、高速道路の料金所でオカマ掘られるなど様々。殆ど当てられ損で、犯人にはうまく逃げられている。自宅の駐車場にでも車上荒らしに3度遭っていて、その都度鍵を破壊され鍵全交換。とにかく自分が起こした事故でないのに、修理費用を何十万払ったかわからない。車に乗るのは多くて週に1回、この程度の使用ならレンタカーにした方がいいのかもしれない。それにしても悪質なドライバーの何と多いことか。

2004年3月17日    南房総花盛り
フリーとはいえ平日完全オフの日なんてなかなかない。思い立ったら吉日で、南房総へ行ってみる事にした。起床は7時、準備を済ませて家を出たのが8時で、大渋滞に巻き込まれながらも東京湾アクアラインに乗って木更津へ渡る。途中道の駅「ふれあいパークきみつ」で休憩&買物をして、最初の目的地である和田浦に着いたのは10時半。「花の広場公園」で少々写真を撮って、隣町の丸山町にある「ローズマリー公園」へ移動。ここは数年前から開発が進んでいて、最近は欧風ガーデン、シェイクスピア・カントリー・パークや道の駅までできていて、町全体にはたくさんの風車がある。周囲にはいちご摘み園や菜の花畑が点在し、とてものどかな田園風景、ここまで来るとさすがに房総という感じがする。ローズマリー公園はよく整備されていて、デザインの優れた花の公園。ここの景色は通信カラオケ等にもよく使われていて、歌いに行くと必ず1回は出てくる。ドラマのロケも多いようだ。園内を一周し、いちご園の売店で朝取れのいちごを購入し、それを車の中で食べる。種類は章姫で1パック350円、これを2パック買って、1つは食べ、もう1つはを自宅でのお楽しみにする。今年も甘くて最高のいちごだった。千倉の花畑でしばし写真を撮って、野島崎を横目に「いこいの村たてやま」に急ぐ。ここは公共の宿で、しょっちゅうテレビや雑誌で紹介されているところ。なぜ急ぐかというと、それはレストランが午後1時半で閉まってしまうから。ここのエビカレーを食べにわざわざ行く。ここはマスコミに紹介される前から知っていて、カレーに乗っているエビがとにかくでかい。時間ギリギリに駆け込んでそれを注文し、速攻で食べる。ウマー。食事後「館山ファミリーパーク」へ移動し、そこで花摘み。ポピー数十本と金魚草3本を摘んで帰る。花摘みはポピー1本10円からと、かなりリーズナブルで、園内の花の種類も非常に多いのでここはお勧めポイント。帰りに館山の「ニコニコ王国」で花寿司、ピーナッツ等を買い込み、アクアラインの強風に負けずに頑張って帰った。

2004年3月16日    小当たり〜→◎
このところなにかと懸賞やくじに当たる事が多い。特別な事は何もしてなくて、たまたま行くところにおまけが付いてくる。今日はハイウェイカードを買うために、近所のコンビニに行った。スリーエフでは在庫を切らしていたので、セブンイレブンへ行くと、その店では扱っていないという。しょうがないのであまり行かないファミリーマートへ行くと、その店には1枚だけ在庫があった。とりあえずそれを買ってレジにお金を渡し、レシートを貰うとそこには何か書かれてあった。店の人が「当たりです」と言ってそのレシートの下を切り取り、代わりに渡されたのがおにぎりのツナマヨネーズ味。通常100円で売っている物で、うれしいような悲しいような、複雑な気分で店を出る。まあ何もないよりはいい。でもハイウェイカードは1万円だから、ポイントで換算すると1%、これじゃ近所のスーパーのポイントと同じだ。気の利いた店なら3%とかあるし、ヨドバシカメラだったら最高20%ある。という事は普通に買い物をしても2000円の物を貰えるわけで、何か損した気分。でもハイウェイカードはヨドバシカメラには売ってないので、やっぱり得したのか? 当たったのがおにぎりだから日持ちはしない。どんなに長くても、明日には腹の中に入って終わり。今は運が向いているという事で納得しよう。それにしても今月は高級うどんセットに始まり、蟹3匹、オリジナルストラップ、おにぎりと連続して当たっている。しかしよく考えると、後になるほどどんどん単価が落ちて来ている。という事は次に当たるのは100円以内の商品? まあ食べた物に当たらなきゃそれでいいか(笑)。

2004年3月15日    白鳩が舞い降りる予知夢
寝入りっぱな、白い鳩がて手のひらに降りてきて、次の瞬間数十羽の白鳩が体の上にどさっと落ちてきた。重たいっと思って飛び起きたら、その瞬間にみんな窓から逃げて行った。夢かと思ったがそうではなく、その間ずっと起きていてはっきりとした意識があった。ここ何年か鳥にはやられっ放して、カモメが頭にとまったり、鳶に弁当取られたり、インコが足元に降りて来たりしていて、何かと縁がある。ただ今日は家の中、鳩などいるはずはなく、これはやっぱり夢か? 一瞬そう思ったが、実は今まで何度もこのような不思議な体験をしている。それはその時見た出来事が後に現実に起こる、予知夢のようなもの。自分の人生に大きな変化がある時よく出てくる。いつもと違うのは、金縛りに合わず見た光景が抽象的、こういうパターンは初めてだ。気にしてもしょうがないので、とりあえず今日のところは気の向くまま出かける事にした。無性に札幌ラーメンが食べたくなったので、新橋まで電車に乗り、味の時計台を目指す。店に入って味噌ラーメンを食べ、ウマーなひと時を過ごし、その足で汐留へ。日本テレビのビルを軽く一周すると、以前展示場だったところがスタジオになっているのに気づいた。そこで何か作業をやっていると思ったら、いきなり番組出演者が外に出てきて、ロケが始まった。番組は「汐留スタイル」、午後4時からの情報生放送で、そのスタジオから全ての放送をやっている。一度その場を離れて戻ってくると放送は始まっていて、ガラス張りのスタジオには町田・炭谷両アナと、オセロの松嶋がいた。人垣に紛れてしばらく番組を見て、館内を一周して帰路につく。そこでふと思った。日本テレビ、トレードマークは白い鳩。そうか、今日見たのはこれだったのか〜(笑)。それにしてもつまらない予知夢。

2004年3月13日    桃満開の二ケ領用水
等々力緑地公園のすぐ近くを流れる細い川、二ケ領用水。川崎市を南北に流れる、全町32キロの県内最古の用水だ。この川にわざわざ来る事はなく、近くに来た時気が向いたら寄ってみるところ。川といっても元々用水なので、川幅は狭いし底も浅い。場所によっては下まで降りられるところがあり、そこは子供達の格好の遊び場となっているようだ。当初ここに来る予定はなかった。等々力緑地公園に桜を見に行ったらサッカーの開幕戦にかちあい、車が停められなかったので、川沿いの駐車場に停めたまで。なので車を降りるまで、花盛りの風景に気づかなかった。昔この近くに住んでいた頃があり、このシーズンは川沿いの道が綺麗だった事を思い出して歩いてみた。梅が咲いているのかと思ったらもう終わりで、満開になっていたのは桃の花。色は白のみで、川沿いがずっと先まで白い色で染まっていた。ところどころに寒桜が紅い花を付けているが、すでに見ごろを過ぎており、ハラハラと散り始めていた。川幅が狭いのにもかかわらず、対面に渡る橋がなかなかないのでそのまま歩き続け、ようやく橋を渡って道を折り返す。ここは穴場で花を見に来る人は少なく、写真を撮っている人もいない。もちろん自分でもこんなに歩いたのも初めてで、こんな場所があるのにはちょっと驚いた。川の中から何やら声がするので覗いてみたら、カルガモが集団で泳いでいた。何とものどかな風景。帰ろうと思い駐車場に向かったその瞬間、桃の花に何か動く物を見つけた。よく見るとそれはメジロで、何羽かが枝にとまって桃の花の蜜を吸っていた。カメラを取り出し急いでシャッターを切る。いくら川沿いとはいえ、こんな街の中でメジロを見たのは初めてで、飛び去るまで見納める。春うららのよき週末・・・。

2004年3月12日    割高牛丼と格安豚丼
街中から牛丼が消えて1ヵ月、そろそろあの味が恋しくなってきたところに、牛丼再開の情報が入ってきた。実施するのは松屋で、3月末までの期間限定、今回は並盛のみの設定だ。値段は以前より100円高い390円、使用牛肉はアメリカ産、オーストラリア産、国産のブレンドで、店内で食べる場合のみ味噌汁が付いている。というわけで、さっそく食べに行ってみた。マスコミで大きく取り上げられたためか、店内はいつもより人が多く混雑していた。入口でチケットを買い、横一列の長いテーブルに座り、噂の物が出てくるのを待つ。ちょうど目の前で作業をしていたので見ていると、その牛丼はいつもと違う作り方をしていた。普段は寸胴鍋に漬かったよく煮えた牛丼をご飯の上に盛るのだが、今は軽く煮た牛肉が別のトレイに入っていて、それに寸胴鍋に入ったつゆをかけて出している。気になったのでその寸胴鍋の中を覗いてみると、それは豚丼の肉が入った鍋だった。つまり今回復活したという牛丼は以前のものとは違い、複合肉を使った豚丼つゆの牛丼という事である。出てきた牛丼を見てみると、確かに肉の色が違っていて、玉ねぎは殆ど生のような感じ。食べてみると、肉の食感はスジっぽく、玉ねぎはカリカリして妙な食感で、味は確実に落ちている。これで通常価格よりも100円高というのは損した気分というか、正直納得いかない。これに対して吉野家では、今月15日まで豚丼250円セールというのをやっている。実は松屋と吉野家、どっちのキャンペーンに行くか迷っていた。単に松屋の方が駅の手前にあるから行っただけ。もうここの牛丼は食べないとして、吉野家のキャンペーン期間中に一度、豚丼なる物を食べてみたいと思う。

2004年3月11日    スペイン坂スタジオのマスク男
スペイン坂スタジオ
このところ都内に出ることが少なくなったが、今日は終日街の中。仕事のアポイントが2件とその他の野暮用が多数。電車で田町まで行き、そこから麻布十番まで歩き、そして六本木ヒルズへ。そのあとまた麻布十番に戻って、そこから地下鉄に乗って渋谷まで移動し、公園通りを往復。総歩行距離は12キロ。こんな日に限って朝から風が強く、しかも気温が高い。都心部は軽く20度を超え、まるで初夏のような気候。真冬の重たいジャンパーを着て出たものだから、熱くて体じゅうから汗が吹き出る。花粉もピークに達していて、マスク、点鼻薬、目薬、喉スプレーで万全の体制をしいているにもかかわらず、いつまでたっても鼻水が止まらない。全ての用事が予定より早く終わり、しばらく渋谷をブラブラしていたら、東京FMスペイン坂スタジオの前に出た。先週末はここに松浦あやが来ていて、1000人も集まる大騒動になったらしいが、今日は殆ど人がいない。何もやってないのかと思ってスタジオを覗いてみると、そこにはパーソナリティの鈴木万由香がいて、一人でしゃべっていた。番組はSTEPPIN' NEW、平日午後4時から7時迄の情報生番組。スペイン坂スタジオは総ガラス張りで、放送席までは1メートルも離れていないので、パーソナリティの顔がはっきりわかる。突然真正面にマスクの男が現れたので、トークが花粉症になり、こちらを向いた彼女に花粉症なの?なんて聞かれる。ガラス越しに3回頷く自分、しかしこのやり取りはこのまま全国にオンエアーされてしまった。ま、ラジオは顔が映らないからいいか(笑)。しばし番組を見学して、久々にセンター街の特殊な風景を眺めて帰路についた。

2004年3月10日    サクラサク
三ツ池公園、県下でも有数の桜の名所であり、横浜市民の憩いの場として親しまれている。その名の通り園内には3つの池があり、それを囲む丘陵地には1000本40種の桜が植えられている。また李朝時代の貴族の別荘をモデルとしたコリア庭園があり、かながわの公園50選、かながわの花の名所100選、かながわの探鳥地50選、桜の名所100選にも選ばれている。自宅からここまでは歩いて2キロ少々、途中に山があり急な階段を上っていくため、最近は車で行く事の方が多い。今日は出かける予定があったので、お昼頃ふらりと寄ってみた。駐車場はほぼ満車、公園内を歩いている人も増えていて、平日にもかかわらずかなり賑わっていた。やたらと幼稚園児が多いと思ったら、この日は遠足で、ちょうど弁当を広げているところだった。すでに一部の桜が咲き始めていて、寒桜は満開、さしずめ今日はお花見といったところだろうか。そういえばもうすぐお花見の季節、今年は桜の開花予想日が早く、あと10日もすると染井吉野が咲き始める。去年は忙しくて満開の時期を見逃してしまったが、今年はここで花見が出来そうな感じ、でもこれはあまり良い事ではない。晴れ渡った青い空に映える桜の花びら、このいかにも日本的な風景は、なぜだか少し鬱な気持ちにさせる。あと何日かするとハラハラと散ってしまう、そんな風景の方が頭に思い浮かぶからだ。毎年桜を見るたびに思う事がある。来年の今頃はどこで桜を見ているんだろう。全国各地の桜を見てきた渡り鳥としては、このシーズンは別れの季節。

2004年3月9日    一期一会
早春の果物といえばいちご。この時期になると、八百屋の店先やスーパーにいろんな種類の物が並ぶようになる。夕食を買いに近所のスーパーに行ってみると、今日はいちごがどれも1パック297円で売っていた。種類は女峰、とよのか、章姫、とちおとめ、さちのか等、全国各地のものがあり、非常に程度のよいものだった。どれを買おうか悩んだ末、大きめで甘みの強い章姫にした。定番の女峰でもよかったのだが、このいちごは少々酸味があり、そのままでは食べづらい。わざわざ練乳を買うのももったいないので、本日のところは却下。この章姫、普通でも少し大きいのに、今日買ったのは2Lサイズ。房総のフラワーラインを走っているとビニールハウスがたくさんあり、いちご狩りをやっているところがある。数年前そこでめぐり合ったのがこの章姫で、もぎたての味が病みつきになってしまった。現地での値段は1パック400円〜600円くらいでちょっと高め。なのでローズマリー公園周辺の直売所に行って、そこで安いパックを買ってきて車の中で食べる、これが我家流。4パック1000円なんてのが置いてあって、箱ごと買って帰った事もある。それ以来、久々の章姫とのご対面。どうやって食べるかって、それはもちえろんそのまま。元々このいちごは少し柔らかめで、歯ごたえはあまりない。でもとてもジューシーで甘く、練乳なんて全く必要ない。いい年をした男が言うのも(もちろん食べるのも)なんだが、やっぱりうまい物はうまい。買ってきたいちごは静岡産で、かなり程度がよく新鮮だった。朝取れかどうかはわからないが、運送技術が上がったせいだろうか。とにかくこの味のいちごはこの時期にしか味わえない。これが本当の一期一会。

2004年3月8日    QBハウスの1000円カット
春先になると髪の毛がグングン伸びでくる。このところは前髪が眉にかかって邪魔でしょうがない。そういえば今年になってまだ散髪をしていないので、思い立って髪を切りに行った。近所の商店街に理容室があり、ここは平日の昼間のみカットが980円と安い。理容室という安心感もあるのでちょっと覗いてみたら、今日は理容師の数が少なく、順番待ちの客が椅子に座っていた。理容室は待ち時間が長いのでここをパスして、最近出来たQBハウスに行ってみた。QBハウス、言わずと知れたヘアーカットの専門店で、作業時間10分、価格1000円という合理的で割り切ったサービスをするところ。店はガラス張りで、外から混んでるかどうかが信号でわかるようになっている。店の前に着くと信号は黄色で、店内に他の待ち客はいなかったのでそのまま入店し、自動販売機でチケットを買ってしばし待つ。席に呼ばれたのは5分後で、今日の担当は30前後の茶髪の理容師。QBハウスの場合、人によって技量の差が大きく、仕上がりにかなり差が出る。都内は中央区、港区に多いので以前からよく利用しているが、一度左右非対称の髪型にされ、酷い目にあった事がある。そんな事もあり、いつになく緊張しながら席に座った。いきなり始まるハサミの音、今日の理容師の手つきはいいようで、バサバサと快調に髪の毛が落ちていく。とりあえずホッとした瞬間、理容師が使っていた串が目の前を飛んだ。どうやら調子に乗りすぎて、手を滑らせたようだ。全くひるむ様子なく作業を進めていく理容師、再度緊張する自分、冷ややかな戦いはちょうど10分で終わった。心配した仕上がりは比較的良好で、鏡を見ながら店を出た。ここは悪い店ではない。特に技量も問題はなかった。しかし、いつも仕上げに掃除機で頭を吸い上げるのだけは、勘弁して欲しいものだ。

2004年3月6日    公開生放送に出演!?
オープンして初めての週末を迎える川崎ルフロン。今日は午後から3時間、FM横浜の公開生放送がある。番組の名前は「AIR CRUISE SPECIAL」、ゲストはkiroroと観月ありさだ。午後1時が放送開始という事で、時間少し前に家を出て川崎に着いたのが1時過ぎ、もう番組は始まっていた。ルフロン中央吹き抜けが会場になっていて、階段半ばに司会・ゲストの座る特設ステージが設けられていた。司会は光邦、鈴木まひると書かれているが、この番組を殆ど聴いた事がないので誰だかわからない。放送開始から1時間、まだゲストは訪れず、時間繋ぎにイントロ当てクイズが始まった。参加する気はなかったが、ちょうどいた2階エントランスを指名されたので、とりあえず聞く。ジャ〜ン、これは一発でわかった。でも恥ずかしいのでしばらく手を挙げないでいたら、どうやら誰もわからないようで様子を見ながら挙手。指名され「WHITE KEY」と大声で答える。もちろん正解、記念のオリジナルストラップを貰った。それにしても今どき鈴木あみのイントロ知ってる奴なんて、かなりカルト(笑)で、正直に答えるのは恥ずかしい。でも昔からイントロ当ては得意技で、曲を当てるのに1秒もかからない。洋楽、邦楽、新旧問わずわからない曲はまずない。イントロ当てクイズが終わり、ようやくゲストタイム。kiroroが出てきてトークタイムが始まった。でも今日の目当ては観月ありさなので、しばらく店内を回り時間を潰す。再度ステージ前に行ったら、ちょうど観月ありさが控え室から出てきてすぐ前を通った。可愛い!思った以上にスリムで顔が小さい。ステージに上がると観客から歓声が起こり、それに答える観月。トークもほどほどに盛り上がり、あっという間に時間は過ぎた。このところ至近距離で芸能人を見ることが多くなった(^^)。

2004年3月5日    大当たり〜→◎ 〜お年玉くじ編〜
年賀状の当選番号が発表されてからしばらくたつが、まだ商品を貰っていなかった。今までは当たってもせいぜい切手シート、今年もそのパターンだった。ところが年賀状の当選は番号付年賀切手も含まれていて、それをチェックしてみると、なんと3等が当たっていた。これはカミさんが自宅宛に出した郵便物で、もちろん番号など知る由もない。3等の当選確率は5000分の1、商品は任意のふるさと小包1個で、カタログの中から商品を選べるようになっている。食品から小ダンスまで様々な物があり、迷った末にズワイガニを頼んだ。そして今日、その商品が届く。クール便で来たこの荷物は大きな発泡スチロールの箱に入っていて、頑丈に荷造りがしてあった。さっそく箱を開けてみると、そこには3匹のズワイガニがこちらを睨んでいた。久々の蟹を目の前にして、どうやって食べるかしばし考え、結局夕食の鍋にする事にした。八百屋で野菜を買ってきて、それを鍋に入れて煮て、最後に蟹を入れ出来上がり。とりあえずそのまま食べてみる。ウマ〜、身が繊細で食べやすく、しかも甘い。実に5年ぶりの蟹との対戦であるが、今まで食べた蟹の中で一番食感がいい。鍋を食べ終え、その土鍋に水菜とほぐした蟹を入れてひと煮立ちさせ、とき玉子を加えて今度は雑炊の出来上がり。これがまた何ともいえず美味で、一気に茶碗3杯食べた。しばしの至福の時、腹いっぱいでもう何も入らない。最近はカニカマしか食べていなかったので、こんな形で本物と対面できて非常にラッキーだった。

2004年3月4日    大当たり〜→◎ 〜将八編〜
昨日の夜、家に帰るとドアになにやら挟まれていた。何かと思って見てみると、それは宅配便の不在通知で、送り主は将八と書いてあった。はて、うどんを頼んだ覚えはない。何だろうと思いながら、不在伝票に書かれてあった連絡先に電話をした。ほどなく再配達の便が来て、荷物を受け取り伝票を見ると、そこには商品1個(プレゼント)の文字が。ラッキー!どうやらこれはアンケートのプレゼントに当たったようだ。さっそく箱を開けて荷物を確認し、同封されていた挨拶状を読む。今回当たったのは10人で、たまにこういった抽選をしているらしい。店内でアンケートに答えたのは、何もうどんを当てようと思って書いたわけじゃない。食べたうどんがうまかったので、感謝の意を込めて書いただけ。この店は注文の都度「はい、喜んで〜」という言葉を使うのだが、アンケート最後の「またのご来店をお待ちしています」のあとに、調子に乗って「はい、喜んで〜」と書いたのが受けたのかもしれない。感心したのは、先日来店したすぐあとに、店からフォローのハガキが来た事。それも店長直筆で、ちゃんとアンケートの内容について返事が書かれてあった。客商売とはいえ、ここまでのメンテナンスはなかなかできる事ではない。こういう姿勢が味にも反映されているのだろう。送られてきたうどんは「古式讃岐うどん・献上麺」という代物で、中身は生麺。量販店で売られいる半生麺と違ってコシが強く麺の食感もよい。その分日持ちはしないので、今月中にこれを全部食べてしまわないといけない。12人前あるので、週に2回はうどんを食べる事になりそうだ(笑)。

2004年3月3日    川崎ルフロンオープン
川崎西武が閉店して半年余り、ようやくその跡地に大型商業施設がオープンした。その名は川崎ルフロン、大型家電店、雑貨店、衣料品店、スポーツ用品店等を集めた複合施設。実はこのビル、元々川崎ルフロンで、以前はテナントである西武の看板があがっていた。なのでただ単に元に戻っただけ。でも今度は中身が全然違う。地下1階から地上4階までをヨドバシカメラ、5階〜8階をライト・オン、無印良品、Franc franc等衣料・雑貨で占め、9〜10階は化粧直し、いやはや随分変わったもんだ。今日は早朝からオープニングセールが行われていて、ヨドバシカメラ前は前日から泊り込み客で溢れていたらしい。一段落付いた頃に出かけたにもかかわらず、ルフロンの入口は人がいっぱいで歩きづらい。特にヨドバシカメラは親父の姿が多く、用もないのに館内を徘徊していて、これぞ川崎といった感じ。特価品はどこに行っても売り切れで、今日のところはギターの弦1セット198円×2、ケース入りCD-R10枚198円×2のみゲット。やはり大物は早朝から行かないと買えないようだ。上の階の衣料・雑貨を回ってみると、こちらは洒落た店が多く、ここが川崎だという事をしばし忘れてしまう。以前より客層が良くなっているのは、都内や横浜等、周辺地区の買い物客を取り込んだと思われる。屋上広場ができたのを知らずに帰ってしまったので、次回は一番上から街の様子を見てみたいと思う。今日は雛祭り、何か買って帰りたかったが、帰り道に買ったのは結局弁当だけ。

2004年3月2日    恐るべき金ちゃんヌードル
徳島製粉という会社をご存知だろうか。古くから即席ラーメンを作っていたメーカーで、金ちゃんの愛称で親しまれている。個人的にはラーメンといえば金ちゃんしか思い浮かばない(でもないか?)くらい食しているラーメンで、特に金ちゃんヌードルには長年お世話になっている。で、この金ちゃんヌードル、全国で流通していると思っていたら、東京に来てどこにも置いてないのを初めて知る。関東人は金ちゃんを食べた事がないのはもちろん、その存在すら知らかったのだ。金ちゃんは昔金鶴ラーメンという名前で、その名前の名残がお馴染み!?鶴に王冠のマーク。金ちゃんラーメンに改称された後、カップ麺が誕生し、その第一号が金ちゃんヌードルとなる。その名のとおり欽ちゃん(萩本欽一)をCMに起用し、「えび・肉・玉子・ねぎ・しいたけ」のキャッチコピーで派手に世の中に出た。日清のカップヌードルやサンヨー食品のカップスター等、大手即席麺メーカーと肩を並べたこの商品、違いはカップにあった。発泡スチロールでも紙でもない容器、それはプラスチックでできていて、中が2層構造になっている。これは熱湯を入れても外側に熱が伝わらない優れもので、デビュー以降このスタイルは変わっていない。味は金ちゃんラーメンと似ていて基本は中華そば、具とスープが別々の袋に入っていて好感が持てる。帰省の度これをしこたま買って帰っていたのだが、最近近所にこれを扱う店が出てきた。他の人は馴染みがないのか在庫は減ってないようで、値段も常に89円と地元で買うより全然安い。どこで売ってるか教えろって? それは今のところ秘密。

2004年3月1日    クイーンエリザベス2世来航
クイーンエリザベス2世、言わずと知れたイギリス国籍の豪華客船だ。現在世界一周クルーズ中のこの船が、3月1日横浜に寄港すると聞いて見に行く事にしていた。しかし今日は天気が大荒れで、季節外れの雪と冷たい北風が吹き荒れ、3月とは思えないような天気。横浜大桟橋はJRの駅からは遠いので、電車で行くのはやめて車で横浜港へ向かう。道路は渋滞もなく市内までスイスイと進んだが、突然大桟橋手前で渋滞し、動きが取れなくなった。駐車場を探しても空きもないので、裏路地の路上パーキングに車をねじ込み、そこから歩いてようやく大桟橋に到着した。デッキには既に巨大な船が横付けされていて、周りは黒山の人だかり。これがあの有名なクイーンエリザベス2世、とにかく大きい。総トン数70,327トン、全長293.5m、全幅32.07mのこの船は、もうデッカイとしか表現のしようがない。船上にはクルーズを楽しむ乗客がいて、こちらに向かって手を振っている。仕方なく手を振り返す一般の観光客、それを写真に収めるカメラマン、その風景をビデオに収める人、平日だというのにやたらと人が多かった。聞くところによるとこの船のツアー代金はフル(世界一周100日間)で1800万円、一区間(シドニー〜横浜)でも400万円以上するらしい。一体どういう人たちが乗っているんだろう。デッキの反対側にはもう1隻船が停泊していて、こちらはドイツから来たらしい。名前はドイチェランド、クイーンエリザベスと比べると少し小ぶりだが、それでも客船としては大きい方。しばし近くで船を眺め、寒さと風に煽られて桟橋を後にした。4年ぶりに日本に来たクイーンエリザベス2世、今朝横浜に着いて夕方にはもう出港。おそらく自分には一生縁のない船だろう。


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