悪戦苦闘日記


2004年12月29日    帰省規制中
横浜地方が初雪となった今日、年末年始の帰省ラッシュが始まった。飛行機は満席、新幹線は通勤ラッシュ並、高速道路は大渋滞と例年通りの人民大移動となった。帰省をどうするか考えているうちに年末となり、今日の雪で帰る気が失せてまだ自宅にいる。故郷というのは有難い存在でありながら面倒臭い一面もあり、帰省シーズンになると憂鬱になる。年末年始は故郷で過ごしたい、そういう人達が帰省をするのだが、実家が遠い場合は帰るのも一苦労で金も時間もかかる。ならば帰らずに近場の温泉でゆっくり過ごせばいい、そういう考えもある。しかし全国人民大移動、どこに行っても人がいっぱいで、温泉地やスキー場なんてかえって落ち着かないのだ。自宅アパートで過ごすのもなんだかやるせないし、海外に行けるほど余裕もない。というわけで結局実家に帰省がいつものパターン。新居浜というところは一見交通の便がよさそうで、帰るのにも時間がかからなそうに思える。しかしここは空港までが非常に遠く、一番近い松山空港でさえ行くのに3時間以上かかる。なので東京からは新幹線に乗るのが一番早く、岡山で在来線に乗り換えて帰る事になる。実はこのルート、指定券の入手が非常に困難で、東海道・予讃線通しで買える事が殆どない。1ヵ月前の発売日に行っても売切で、事前予約を出していても第3候補でかろうじて引っかかるかどうか。その場合でも喫煙席はパスなので、可能性はないと言っても過言ではない。残る手段の夜行列車・夜行バスも早々に売り切れ、結局自由席に並ぶのがいつものパターン。寒いホームで2時間余り、それでも座れるかどうかは運次第、酷い時はホームにすら入れない事もある。そこでもし座れても岡山からは立席確定的・・・、ここまでして何故帰るのか!?

2004年12月26日    東京ミレナリオ再び
1年は早いもので、今年ももう何日かで終わろうとしている。しかし年末のイベントはまだまだ予定されていて、今年最後の大きなイベントともいえる東京ミレナリオが始まった。第6回のテーマは「光の見つめる日本」、アーチ型の巨大な電飾灯が丸の内仲通りを光の芸術に変える。東京の冬の風物詩としてすっかり定着した東京ミレナリオ、今年の点灯は12月24日からで、クリスマスイブ&週末に重なっている。華の金曜日、混雑を覚悟して東京駅に向かうと、丸の内側は駅構内から長蛇の列ができていて、すでに入場制限がされていた。入口となる丸ビル前までは一方通行で進む事ができず、やむなく列の中へ入るが全く前へ進まず。どうにも動かないのでそのまま側道を進み、何とか入口へたどり着いた。といっても側道から行くとアーチの下へは入れず、そのままずっと側道を歩く事になり、正面から電飾を拝むことはできない。交通整理の合間をぬって中へ入ろうとしても、ロープで完全に仕切られて途中入場はできないようになっていた。しかし勝手知ったるミレナリオ、通路となる細い路地を横切る人がいるため、その一部分が空いているのだ。入口から一番近いそれを探して、すんなり中へ入って余裕の見物。今年の電飾は去年と比べて地味で、アーチの本数もちょっと少ない。聞くところによるとこの東京ミレナリオ、都の方針で来年を持って一旦終了するとの事で、縮小されたのはそれが関係しているのかもしれない。街づくりの一環としてやってきたイベントが、街づくりによって終了するのはなんとも皮肉な結末。できれば今後も続けて欲しい。神戸はルミナリエ、東京はミレナリオ、クイズはミリオネア、なんだかわかりにくい。

2004年12月23日    季節外れのクリスマス!?
今年は気象観測史上最高の平均気温だったとの事で、12月になってからも暖かい日が多い。関東地方では夏日まで記録される始末で、これは一体どうなってるんだ?という日々が続いている。おかげで紅葉も遅れ、年末になった今頃市街地の銀杏や楓が色付いている。先週ふと思い立って鎌倉に行った時の事、通常鎌倉の紅葉は10月後半から11月中旬くらいまでが見頃なのに、鶴岡八幡宮をはじめ、周辺の神社仏閣、名所と呼ばれる所の多くがまだ紅葉していた。さすがに銀杏はピークを過ぎてたが、楓やもみじはまだまだ健在で、周囲を赤く染めていた。12月後半なのにTシャツ1枚や半袖で歩いている人もいて、自分も着てきたジャンパーを脱ぎ、ハンカチで汗を拭きながら街を散策した。そして翌日、散歩コースのひとつである三ツ池公園にも行ってみた。公園入口周辺は何となく冬の装い、しかし園内に足を踏み入れると、そこまだ秋も序盤だった。楓やもみじは緑や黄色で、一部がようやく色づき始めていて、綺麗に赤く染まるのは年明けになりそうな感じだ。そしてさらに園内を進むと、今度は桜が咲いていた。1本の木だけでなく周りの木全ての花が開いていて、ほぼ満開の状態。これは寒桜、あるいは緋桜のぐるいなのだろうか。そんなに時期外れではないかもしれないが、紅葉と桜、この組み合わせが何とも妙な景色であった。世間はクリスマスムード一色、秋と冬と春が一緒に来たような不思議な年末である。

2004年12月20日    郵便不着で泣き寝入り
この時期になるとやらないといけないのが年賀状の作成。ここ何年かは実家の分も作っているから手間&枚数は倍となり、それを送る手間もかかる。今回はこれが問題となった。いつも実家の分を先にあげて郵便で送っているので、今回も迷わず普通郵便(定形外)で最寄の郵便局の窓口へ出した。午前中に出したので早ければ翌日、遅くとも翌々日の午前中に着くはず・・・、これが甘かった。実家に確認の電話をするが、一週間たった今もまだ荷物は届いてないとの事。これは郵便事故? とりあえず差し出し郵便局の担当に電話をして、郵便不着の調査を依頼。郵便物が小包や書留ではないので控えがなく、調査をするといっても差し出し情報と宛先を元に該当郵便を探してみるだけ。集配それぞれの管轄局に問い合わせをして、その情報を電話でフィードバックするようになっている。とりあえずの情報では、実家の管轄局には該当郵便物はなく、差し出し局からも荷物は確実に管轄局に行ったとの事。つまり横浜から実家に行く途中のどこかで荷物は紛失された可能性が高い・・・。法律によると普通郵便は賠償の対象にならないので、郵便物が紛失した場合は泣き寝入り、つまり出した人の責任という事になっている。大事な物を普通郵便で送った人が悪いというわけだ。しかし情報収集をしていると、次から次へと出てくる郵便不達の失態。この時期はアルバイトの配達員も増えて、ちゃんと郵便を配達してなかったり捨てたりしているケースもあるという。ニュースやブログにはそんな事がたくさん書かれていて、読んでいるだけでいやになった。中には局員そのものが書いているものもあり、事故はかなりの確率で起こっている事をうかがわせた。荷物着服で逮捕された輩もいるようで、なかなか郵便も安心して出せる時代じゃなくなったようだ

2004年12月17日    ウイルス感染サイト
毎日インターネットを使っていると、ネットサーフィンの途中でつい変なアドレスを踏まされる事がある。いわゆるブラクラなどがそうで、掲示板のハイパーリンクを押すと、突然見たくもないキモい画像や音声が出てきてビックリさせられる。しかしこれは単純ないたずらなので、気を付けていると踏む事はないし、万が一踏んでもシャットダウンさせるだけ。問題なのはウイルス感染サイトで、これはサイトを見るだけでウイルスに感染してしまう。もちろんそういうサイトに行かなければ感染しないので、普通に使っていて遭遇する確率は低い。しかし可能性がないわけでもないので、掲示板やアダルトサイトのリンクには充分気を付け、ウイルス&セキュリティソフトの常駐、定義更新はマメに行っておきたい。なんて言いながら昨日、うっかりダークロリータなるウイルスサイトを踏んでしまった。普通に写真サイトのリンク集を見ていたら、一部のリンクがウイルスサイトのアドレスに書き換えられていて、そこを見事に押してしまったのだ。おそらくそのサイト運営者は、トロイの木馬などを送り込まれていて、その事に全く気付いてないのだろう。そこに犯人が侵入し、リンクの一部を勝手にダークロリータに書き換え、それを見事に踏んでしまった自分。これはどうにも防ぎようがない。いきなり入れ替えたばかりのAVGが立ち上がり、ウイルスサイトである事を警告する画面が出てきた。どう処理するか聞いてくるので、とりあえず駆除と思われるボタンを押して事なきを得た。念のためキャッシュを全部クリアして、スパイウェア駆除ソフトでHDを完全スキャンしておいた。それにしても他人事だと思っていたウイルスサイトに、こんなに早くお目にかかれるなんて予想もしなかった。

2004年12月14日    健康診断は嫌いだ
年に一度の鬱な行事、健康診断。会社にいれば強制的に受けさせられるが、一旦フリーとなってしまえば受診は自由、なので無理に受ける必要はない。しかしこのところ体調を崩し、原因不明の胸部が痛む症状が出て、健康には一抹の不安もある。今回は市の健診であるため、横浜市に住民登録があれば受診は無料。会場も自宅からわりと近いため、この機会に行ってみる事にした。会場は地区センターなる福祉のコミュニティ施設で、30分前に行ったのにもかかわらず、まだ準備さえされてなかった。今までは会社の健診しか受けた事がなかったので、そのまったり進行に少々驚きながら、じっと会場が開くのを待つ。開始10分前、ようやく市の職員がやってきて、アバウトな仮受付と会場作りを始めた。せっかく早く行ったのに受付順番はなんと10番台、切れ端の紙に鉛筆で書かれた番号札を持たされて、再び受付開始を待つ・・・。健診は10分遅れで始まり、尿検査、身長・体重測定、問診、血圧、血液検査、胸部X線撮影を行って終了。不健康というほど体は悪くないはずなのに、このところの不摂生がたたってか、その場で尿と血圧に異常が出た。確かに夏以降太り気味で、あまり食べてないのにブクブク太る。これが不調の原因か?それとも単なるリバウンドだろうか? どっちにしても体重が増えた分だけ体脂肪が上がり、それが血圧を上げる原因になっているのだろう。肝心の胸部検査の結果は来月中旬以降にしか出ないらしく、再度の時間を指定され帰宅する事となった。そろそろ健康にも気を付けないといけない年齢、まずはダイエットから始めるか、と過去何度言った事だろう。

2004年12月12日    無料のアンチウイルスソフト
このところウイルスや悪質なスパムメールがガンガン来る。スパムに関しては防ぎようがないので、メーラーのフィルターで適当に落としているのだが、ウイルスはそうはいかない。もちろんアンチウイルスソフトを常駐させて監視、時にHD内オールスキャンをかけて潜んでいないかチェックしている。今使っているソフトはAVG、これはフリーソフトで、現在使用のパソコン2台とも同じものを使っている。アンチウイルスソフトはお金を出せばいくらでも高性能なものが手に入る。しかし値段が高い上に、毎年更新料と称してソフト同額程度のお金を払わないといけない。ウイルス対策ごときにお金を払うのはバカらしいし、フリーソフトでも機能・性能とも有料版と比べても遜色ない物も存在する。その筆頭がAVGで、個人的にはもう何年もお世話になっている。このAGV、先日までは6.0というバージョンを使っていて、有志による日本語化パッチが配布されていた。軽くてウイルス検出力が高く、パターンファイルの更新もかなりの頻度で来る。そして先日、7.0という新バージョンが発表された。これは前バージョンの延長でなく、有償のPro版の改変版。よって性能がアップ、動作がより速く・軽くなって、使い勝手もよくなっている。今回から言語の選択もできるようになっていて、英語の他、ドイツ語、フランス語等、7ヵ国語に対応している。残念ながら日本語の設定はないので、前バージョン同様、有志によるパッチが制作される事を期待したい。とはいっても簡単なインターフェイスだし、すでに「森で遊ぼう」などの解説ホームページもアップされているので、設定や操作に困る事はない。お金を使いたくない輩は是非使ってみるべし。

2004年12月9日    京ぽん逝く
久々に携帯の話。今年5月に機種変更した京ぽんこと京セラのAH-K3001V、これの調子が悪くとうとうドック入り。発売日に購入したこの端末は、その後大ブレークし、いまだ在庫がない状態が続いている。しかしこの機種は初期ロットに問題を抱えていて、電話帳データが飛んだりブラウザが立ち上がらなくなったりする事が確認されている。自分の所有する物も該当ロットで、これらの症状に加えてメールの遅延、時に受信不能となる症状が出ている。メーカーから修正パッチが配布されているものの、これらを当てても全く効果なしで、やむなく不具合を抱えたまま使っていた。しかし1週間前位から電話の受信にも障害が出始め、留守電が勝手に起動するようなってきた。ブラウザ起動不能、メール受信不安定、電話受信もできないとなると、これはもう携帯電話ではない。そんなわけで修理に出す事を余儀なくされた京ぽん、サポートの支離滅裂な指導によって、買った店じゃない所へ回収される事となった。表向きは持ち込み修理、でも本当は初期不良、メーカーは当初在庫がない事を理由に交換を断ったのだ。さすが天下の京セラ、仕事上でもこの会社はよく知っているが、ユーザーより立場が強い稀少なメーカーだ。ディスカウントショップのような怪しげな販売店に修理を依頼し、代替機として来たボロボロの古い端末を受け取って帰った。通称味ぽんと呼ばれているこの機種、シリーズ初のブラウザ搭載機だが、やはり重くてでかい。数年前に戻ったような無骨な端末、初期設定をしていたら、前の人の受信したメールが全部入っていた。鬱・・・。

2004年12月5日    新潟中越地震チャリティーよさこい
先週は代々木公園、今週は池袋と2週連続で行われた新潟中越地震チャリティーよさこい。今回の主催はよさこいチーム「江戸の華」で、後援はふくろ祭り協議会と首都圏夜さ来い祭り振興協議会。よって東京よさこい出場組がベースとなったイベントだ。かなり前から情報は貰っていたので、行く予定は組んでいた。しかしこの池袋という場所は、祭りとなると必ずと言っていいほど雨が降り、東京よさこいなどは3年連続の終日雨天となっている。天気予報は曇りのち雨、この日は夕方から雨という事で、時間が押さなければ濡れずに済みそうな感じ。念のため携帯合羽と折り畳み傘をリュックの中に入れて、万が一に備えて家を出た。池袋到着、天気は曇りですぐに雨が降りそうな気配はない。会場である西口公園へ行くと、すでに太鼓の演舞が行われていて、ステージ前には観客が、いやカメラマンがズラリと並んでいた。お馴染みの濃い〜メンバー、今年は全国各地で顔を合わせた面々だ。座る場所がないのでステージ周辺を一周し、まずは主催者の関係各位にご挨拶。再びステージ正面へ戻って、立って撮影できる場所を確保しスタンバイ。約30分遅れでメインイベントのよさこいが始まった。ふとステージ脇を見ると、せなかに「ほ」の文字の人が・・・、よさこい界の重鎮、「ほ」のおんちゃんがいる!そして後ろの控室には赤い衣装を着た踊り子が見え隠れ、これはよさこい塾の踊り子だ。おいおい、そんな話は聞いてないぞ。そうか、今回の隠し玉とはこれだったのか。先日千葉で見たばかりのよさこい塾が、また今日も見られる。そんな驚きもつかの間、どんどんスケジュールは進み、トリを飾るよさこい塾の演舞の時に、とうとう雨が降り出した。総踊りの時には大粒の雨となり、参加した20チームはまたもしぶきを上げながらフィナーレを迎えた。イベントは大成功、お馴染みのオチまで付けてもらって今年のよさこいイベントは全部終了。

2004年12月2日    横浜大世界
横浜中華街の一角にある中華の大型アミューズメント「横浜大世界」。大世界と書いてダスカと読ませるこの施設、館内ではステージ等のイベントや展示が行われ、中華料理店が軒を連ねる。通常は入場料が必要なのでわざわざ払ってまで行かないが、今日までの3日間はオープン1周年記念という事で入場料が無料。まだ一度も入った事がなかったので、この機会を逃さずに行ってみる事にした。建物の入口にはヘンテコなぬいぐるみを着た係員がいて、通行人に向かって呼び込みと資料配布を行い、しきりに入場無料をアピールしていた。ここは有料施設、観光客をもくろんで造られているため、地元の人は前を通り過ぎるだけ。わざわざお金を払わなくても、周りにいい店はいっぱいあるのだ。しかし無料となると話は別、普段行かないような地元民が続々と館内に入っていく。入口ゲートをくぐると階段があり、その先にエレベーター乗り場がある。これで一気に8階まで上がるとそこが中華パークのスタート地点だ。エレベータを降りるとそこは回廊になっていて、昔の文人の書斎とアンティークな家具が並んでいた。回廊は階段になっていて、どんどん下の階へ進むようにできている。7階・6階のホール、5階の展示を抜け、4階へ進むとそこがようやく飲食街。飲茶など比較的軽い食事ができる店が何店かあり、3階、2階と同様の造りとなっていた。何かいいものはなかろうかと物色するが、近所の中華料理店の方が安くてボリュームがあるのでここで食べるのはやめにした。しばらく散策していると突然館内が暗くなり、中国楽器を使った音楽が鳴り始め、吹き抜け部分から雪が降ってきた。スノーファンタジーと名付けられたこのショーは、クリスマスまで続けられるとの事。興味がある人は一度行かれたし。但し入場料金500円也。


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