悪戦苦闘日記


2005年4月30日    ソレイユの丘
三浦半島の岬に新しい自然公園が出来た。その名はソレイユの丘、南仏プロバンス地方の景観をモチーフにした、花と緑と海の公園だ。横須賀市といえば米軍基地のイメージが強いが、ここは相模湾に面する穏やかな丘陵地帯で、一面の野菜畑が広がる田園風景と、波によって浸蝕された海岸線が美しいところ。三浦半島が360度見渡せ、遠くには江ノ島や富士山が見える。この公園は水のエリア、街のエリア、村のエリア、まきばのエリアの4つに分かれていて、各エリアでは様々な施設や遊びが用意されている。水のエリアは展望台と大きな池が2つあり、水の中に入って遊べるようになっているので、子供達の絶好の遊び場となっている。ゴーカートやおもしろ自転車、アーチャリーなど、人気の遊具もあるので、大人も充分楽しむことが出来る。街のエリアは海と夕日が見える石畳の広場があり、そこで食べて、飲んで、見て、南フランスを体験する事ができる。レストランも充実し、パンやバター、ソーセージやアイスクリームといった、手作り体験教室も催されている。村のエリアは南フランスの田舎を思わせる花畑と農園があり、野菜の収穫体験や園内で採れた野菜の販売などを行っている。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスと、四季折々の花々が園内いっぱいに咲き乱れる。まきばのエリアは緑豊かな岬の風景と、相模湾、太平洋を見渡せるビュースポット。乗馬体験やショー、身近な動物とふれあうことができ、デイキャンプも可能。夕日を見るためのサンセットデッキも建てられている。ソレイユの丘は東京から車で1時間、都会の喧騒を忘れ去る、太陽の光あふれる海のオアシス。

2005年4月26日    野毛大道芸
横浜最大の芸の祭典、野毛大道芸。野毛の町興しで始まったこのイベントは今年で30回を数え、現在では桜木町、伊勢崎町、みなとみらい地区全域にエリアを拡大して開催されている。ジャグリングやマジック、パントマイム、 アクロバット、口上芸等が大道芸として有名だが、ここの大道芸には一風変わったものも多く、ジャンルにこだわらない出し物を見る事ができる。今回の目的は伊藤多喜雄のライブと金粉ショーなので、日曜日に見に行く事にした。伊藤多喜雄ライブ、昨年は本人の日程が合わずプレイベントでの開催で、本祭で見るのはこれが初めて。桜木町の駅を降り地下道を抜け野毛の街に出ると、いつもは閑散としている商店街が人で溢れていた。ライブが行われる会場周辺も大混雑で、まともに前に進む事ができず、場内は足の踏み場もなし。しかたなく他のステージが終わるのを待って、ようやく会場内に入る。伊藤多喜雄といえばソーラン節で一世を風靡したが、今や紅白歌手・民謡界のプリンスとしてファンが多い。特に年配者に人気が高く、会場内は怒涛のタッキーファン(笑)で異様な雰囲気となっていた。そしてタッキー登場、場内に茶色い歓声(爆)が飛び交い、三味線の伴奏で軽やか歌い始める。炸裂するボーカルとジョーク、お札の紙ヒコーキやおひねりがどんどん目の前を通り過ぎていく・・・。生歌&TAKIO BANDの生演奏で見る南中ソーランは圧巻だった。このあと福岡でコンサートがあるというタッキー、わずか40分でステージは終わり、そのままタクシーに乗って去って行った。金粉ショーを見るため会場を移動すると、そこにはさっき以上の人垣ができていて、輪の中でスッポンポンのおねえさん達が踊っていた。

2005年4月22日    DVDのバックアップソフト
DVDソフトのバックアップを取りたい時に便利なツールがある。DVD DecrypterとDVD Shrink、これら2つは外国製ソフトではあるがフリー、つまり無料で使えるソフトである。入手方法はそれぞれのオフィシャルサイトにアクセスし、ダウンロード・インストールをするだけ。日本語化パッチも配布されているので、それを当てれば操作もわかりやすく、使い勝手もよい。DVDソフトは片面1層と片面2層のものがあり、それぞれのソフトを使い分ける事により、効率よくバックアップをすることができる。DVD DecrypterはDVD-Videoからデータを吸い出し、ハードディスクに保存するソフト。DVDのデータの読み込み、抽出を行い、ライティングソフトとしても使用できる優れたツール。DVD Shrinkは、片面2層のDVDデータを圧縮し、DVD-R1枚に収まるようにしてくれるソフト。リッピング→エンコードという作業をこれひとつで行える、簡単で便利なツール。またDVD Decrypterと組み合わせて使うことでリッピングエラーを回避できるので、操作方法を覚えておくと便利。尚、これらはあくまでも手持ちのDVDをバックアップするのが目的で、CD同様市販ソフトをそのままコピーすると違法となる。ただCDの場合はコピーコントロールする方(レーベル)に違法性があるので、最近はCCCDを廃止する方向で業界は動いている。DVDの場合はコピーガードを外す行為が違法となるので、その点注意されたし。複製はあくまでも自己責任、手持ちのソフトのみで行う事を推奨する(笑)。今月から新たなコピーガードが導入され、今後発売されるソフトの多くに導入されると思われるので、これらソフトは近いうちに使えなくなるかもしれない。

2005年4月19日    かわさき楽大師
川崎というと人口は多いのにイベントが少ないところ。東京と横浜のベッドタウンでもあるので、地元意識が希薄で住民の多くを市外出身者で占めている。そんな川崎で町興し的なイベントをやるという。その名は「かわさき楽大師」、川崎大師周辺に昭和の街を復刻し、昔懐かしいお菓子の販売、ベーゴマなど昔の遊び大会、映画の上映やステージを行うという話。開催は4月16・17日の2日間で、パレード、自動車ショー、そして川崎では初となるよさこいイベントまで予定されている。川崎大師は自宅から近く気軽に行けるところ、イベント自体に全く期待はしていないが、ちょっとのぞいてみる事にした。お昼過ぎに家を出て、午後1時前に川崎大師到着、会場である隣の大師公園に向かう。この日の川崎大師は週末にしては観光客が少なく、参道はやたらと空いていた。しかし公園の中は人がいっぱいで、あちこちに人だかりができていた。場所がら高齢者が多いのだが、いつもより子供や若い人が目に付き、場内はイベント用の設営がされていた。これが大師公園!?、それにしても思った以上に会場は広く、入口付近の昭和の街からステージまではかなり距離があった。適当にショップを見ながらステージまで移動すると、ちょうどハマこいチームの演舞が始まり、そのまま終わりまで見る。よさこいまではまだ時間があので、しばらく会場内を散策して再びステージ前に戻ると、次第に天気が悪くなり冷たい風が吹いてきた。前のプログラムが押して開始時間が遅れ、気温はさらに下がっていく。よさこいが始まった頃には体が冷えて、シャッターを押す指も冷たくなってきた。踊り子は踊ると暖まるからいいけど、我々客席側はそうはいかない。寒さをじっと我慢しながら1ステージ目を見終わり、インターバルの間に別会場へ移動、めでたくトイレに駆け込んだのであった。

2005年4月15日    サクラチル
今年はあちこちに桜を見に行こうと思っていたら、開花が遅れたせいで咲いたとたんに散り始め、おかげで予定していた主要なスポットを見損ねる。目黒川、六本木ヒルズ、上野公園等々、気がつけばもう葉桜になってしまった。結局満開の桜をちゃんと見たのは近所の三ッ池公園と二ヶ領用水ぐらいで、あとは時期を逃したり、車窓から見た程度。あっという間に春の行事は終わってしまったが、これからは八重桜のシーズン、再び花見スポットを求めて各地に出没しそうな予感。ここ数年は殆ど遠出をしてないので、たまには関東以外の風情を楽しんでみたい。北陸は今が盛り、信越・東北はこれから、北海道はまだまだ、桜前線は北上を続け5月で日本縦断を終了するので、1日に50キロ程度北へ移動していくと毎日桜が見られる事になる。明日は午後から雨の予想、関東の桜はこれで完全に散ってしまうだろう。花の命は短くて、団子の賞味期限が追いつかない今日この頃。

2005年4月11日    たどり着いたら桜坂
久々の晴れた週末、遅れていた桜も満開となり花見日和。山梨の桃源郷を見に行こうと思っていたので、ちょっと早めに起きて車のメンテナンスを行う。家を出て多摩川沿いの道を走っていると、土手の桜並木の下ではもう花見の宴会が始まっていて、多くの人で賑わっていた。道路は多少混雑していたが、思ったよりも流れはスムーズで、車は快調に進んでいた。しかし突然その流れがピタリと止まる。渋滞、それは鬼門である多摩川原橋から続いていて、いつもより何キロも手前で流れが止まっている。自宅から調布インターはそんなに距離があるわけではない。しかしこの橋を渡るのが至難の業で、橋が見えてから渡りきるまで通常30分はかかる。今回はその橋がみえるずっと手前、登戸を過ぎたあたりまで繋がっているので、おそらく渋滞待ちは2時間以上。調布から先もかなり渋滞しているらしく、ここでやむなく桃源郷行きを断念する。車をUターンさせ、多摩川沿いを再び走り、二子玉川の橋を渡って多摩堤通りに出る。出かけたからにはタダでは帰らない、そう、この通りこそが有名な多摩川沿いの桜並木なのだ。旧巨人軍グラウンド、亀甲山の桜並木を抜けて、車をそのまま直進させると、東急の沼部駅前に出る。交差点を左に入り緩やかな上り坂をしばらく進むと、正面に桜に囲まれた赤い橋が見えてくる。この坂道の名前は桜坂、福山雅治のヒット曲でお馴染みのあの場所だ。さすがにこの日は渋滞が凄く、車から降りる事はできなかったが、車窓からゆっくり景色を見る事はできた。♪君をずっと幸せに 風にそっと歌うよ 愛は今も愛のままで・・・。一日中この曲が頭の中をループする。

2005年4月7日    シェーバー新調
我が家の家電製品がどんどん壊れていく。今度はシェーバー。もう5年以上使っているが、昨年夏ごろから急にバッテリーが弱って充電できなくなり、コンセントにコードを入れたままでないと動作しなくなっていた。それが今度は外刃の一部に穴が開いて、そのまま髭を剃ると怪我をするような状態。こういう時は刃だけ交換すればいいのだが、この機種はすでに生産中止になっていて、メーカーに外刃の在庫もない。もし互換品があったとしても外刃、内刃同時に交換する事になり、この場合費用は4,000円ほどかかる。元々大安売りの特価品、3,000円弱で買ったものにそれ以上の費用をかけるわけもなく、新しいものを購入する事にした。最近はシェーバーもいろんな種類が出ていて、値段もマチマチ。しかし以前のような安い商品というのが殆どなく、大手量販店の店頭に並んでいるのは1万円前後のものばかり。ただでさえお金がないし、たかがシェーバーごときに1万円もかけたくないので、特価品がないか何店か探して回る。そして見つけたのが日立のRM-199という商品で、定価が5,250円、販売価格が2,912円。替刃付のRM-200という商品もあったが、こちらは販売価格が4,000円を越えていたので、即決でRM-199を購入。自宅に持ち帰って早速使ってみると、意外とパワフルで剃り味も軽やか、深剃りは少々弱いがあまり髭は濃くないので自分にはこのレベルで充分だ。過去に使っていたセイコー、サンヨーのものと比べても、そんなに違和感はない。ネットで商品の評価を見ていると、ビックカメラのショッピングサイトで同商品が半額で売られていたのを発見・・・、orz。

2005年4月3日    かなまら祭りは世界最強
今年もやって来た春のスーパーイベント、かなまら祭り。今や歌麿フェスティバルの名前で世界的に有名になり、外国人観光客やメディアも多数やってくる。一番心配だったのが天気で、前日の天気予報では曇りのち雨、午後からは確実に降るとの事だった。しかし朝起きてみると雲の切れ間から日差しが指して、出かける頃には雲ひとつないお祭り日和になっていた。なんという強運の持ち主かなまら様、天気予報までも玉砕する破天荒なパワーは健在だった。車に乗って近くのショッピングセンターまで行き、そこから歩いて若宮神社へと向かう。現地到着は11時前、既に境内は人がいっぱいで、中へ入るのも一苦労する。まずは御神体にご挨拶をして、人をかき分けながら境内を一周し、神輿御霊入れ式が始まるのを待つ。神輿御霊入れ式とはこの神社所属のエリザベス神輿、舟神輿、かなまら神輿の三基に御神体を入れる儀式の事で、それぞれの神輿に対して神事として厳かに行われる。ピンク色のそそり立った巨大なナニがエリザベス神輿、黒光りする男性御神体が舟神輿、割れた木の株にナニが刺さっているのがかなまら神輿。神事が終わるとこれら三基は宮出しを行い、川崎大師方面を巡幸するのが慣わしとなっている。今年は天気がいいせいか、それとも情報が行きわたったせいか、過去最大の人出となり境内は足の踏み場もない。特に欧米人が増殖し、サムライの格好をしたり、胸に「巨根」と書いたTシャツを着てあちこちを徘徊している。お馴染みペニス飴を咥えたエキサイティングな女性達も、巨大な御神体にまたがって大はしゃぎし、観光客を沸かせていた。日本は平和な国だ。


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