悪戦苦闘日記


2003年5月31日    カラオケとモノマネの達人
台風の影響で朝から激しい雨、それでも家に居たくなくて出かける。本来なら今日は横浜開港祭り、臨港パークまで行く予定だったがやむなく断念、わずか一駅ながら電車で川崎まで行く。こんな日街はさすがに人は少なくて快適だろうと思っていたが、その考えは甘かった。川崎駅に着くとエントランスには普段以上の人が溢れていた。おそらく皆同じ考えだったのだろう。地下街とアーケード、デパート以外には出られないので、今週もまたカラオケへ行ってみる。他にする事がないのか、やはりここもいっぱいで、かろうじて空いている部屋へ滑り込んだ。先週から突然声が復活した事をいいことに、今週も高いキーの曲を中心に歌いまくる。実はカラオケの時はいつもなりきりで歌っている。別の言い方をするとモノマネ。そう、実は自分はモノマネの達人なのである。レパートリーは100人以上、かつてフジテレビのオーディション等にも受かり、某有名番組への出演依頼も何度か受けている。その頃はマジ路線でやっていたので出演せず、もっぱら音楽番組やライブ等に精力を傾けていた。もしその件を受けていたら、今頃は人生が変わっていたのかもしれない。まあそんな事はともあれ、本日も調子に乗って約2時間歌い続けた。少々風邪気味、喉の復活指数も70%といった感じだろうか、まだ歌える曲と歌えない曲がある。河村隆一、槇原敬之、B’zは大丈夫、スピッツ、小田和正はかろうじて、GLAYは普通の曲はOKだが、どうしてもHOWEVERの最後の高いところが出ない。どうしてもファルセットになってしまう。やっぱり全快にはまだまだかな。カラオケは普段はあまり行く機会がないので、もう少し頻度を上げれば出るようになるのかもしれない。しかし会社がカラオケ音源作っているのに、行く機会が少ないというのは皮肉なものだ。もっとも自分から人は絶対誘わないし、誘われても人のヘタな歌を延々聞かされるのは苦痛だ。やっぱり自分のペースで勝手にやれるのが一番、喉が完全に復活するまでは月2〜3回位行くのが精一杯だろう。

2003年5月24日    絹の声が戻ってきた
久しぶりに朝から張り切って車で出かけた。目的地は川崎の生田緑地バラ苑、去年までは向ヶ丘遊園と呼ばれていた所だ。比較的空いているルートを選択して車を走らせたが、今日は車が多く各地で渋滞が発生、到着までかなり時間がかかった。バラ苑入り口周辺は相当混雑しており、しばらく車は止まったままだった。やっと駐車場に着いたかと思ったら、満車で進入禁止、係員が来て中には入れないから改めてきてくれと言う。改めて来てくれって、まだ早い時間なのに今からはもっと混むだろう。つまりこれはさっさと帰れという事だ。この対応には頭にきたので、そのままさっさと帰った。相手の思う壺だ。家にたどり着いたのはお昼過ぎ、このまま家にいるのはしゃくなので、川崎まで行く事にした。例によって徒歩、気が向いたので久しぶりにカラオケに行ってみた。いつもの所、ドリンク付1時間100円の格安店だ。しばらく行ってなかったのでシステムが変わっており、カラオケメーカーが指定できるようになっていた。本当はDAMが好きなのだが、この店には置いてないため孫悟空を選択する。歌い始めて気がついたのは、今日は何だか声の調子がいい。実はここ3年程声の調子が悪くなり、高い音と「イ」の発音がきれいにできなくなっていた。もうダメだろうと思っていたのだが、今日は声がスッキリ出る。その昔ライブハウスでガンガン歌っていて、絹の声とまで言われた自分の声が久しぶりに戻ってきた。なぜだかわからないけど、最近変わった事といえばリバウンドで急激に太った事位か。太ると声が出やすいという話は聞いた事があるので、その効果なのか? 何はともあれ、これでまたGLAYやスピッツなどのハイトーンボイスの曲が歌えるようになった。いつまでこの調子が続くかわからないけど、この勢いで腰痛も治ってくれないかな。

2003年5月23日    ビジネスシヨウ TOKYO 2003
昨日、今日と東京ビックサイトでビジネスシヨウが開催されている。毎年行っていたこのイベント、今年は仕事で行くのを半分諦めていた。もちろん今日も一日アポイントで埋まっていた。午後のアポイントをこなし時間は3時過ぎ、次の営業先へ向かうため、有楽町線の改札を抜ける。そして電車が入ってくる寸前、電話が鳴った。アポの変更だ。しかし電車は来ているのでとっさに乗る。本当はこの電車に乗って新富町で降りる予定だった。で、路線図をよく見るとこの電車はその先の新木場まで行っている。ということは、そこでりんかい線に乗り換えれば東京ビックサイトまで行ける。迷わずそのまま終点まで行き、無事国際展示場の駅を降りた。時間は既に4時前。終了が5時なので、全部見るにはギリギリの時間だ。さすがにこの時間ともなると、会場へ向かう人波もまばらで、むしろ帰ってきてる人の方が多い。すれ違う人を尻目に会場へ急ぐ。入り口で名刺を渡し、入場証を受け取りなんとか会場内へ入る。人はもう減っているのかと思ったら、中はまだまだ、いや超満員と言っていいくらい人がいる。さすがにビジネスマンが多いが、相変わらずカメラ小僧ならぬカメラおやじがいっぱいいて、コンパニオンの写真を必死で撮っている。コンパニオンもコンパニオンで、そんなおやじ達の為に無理やり笑顔を作って、それに答えている。全く気持ちの悪い風景だ。時間がないので急いで会場を回り、仕事に関わる資料を集める。あっという間に終了時間となり、蛍の光とともに会場を後にするが、ひとつ気になった事がある。それはこのイベントの名前が、ビジネスショーでなく、ビジネスシヨウである事。何でかな? ビジネスしよう!という事なのだろうか。

2003年5月22日    貧乏金なし
デジカメで写真を撮ったり、ホームページを運営していたりするもんだから、パソコンがヒーヒー言っている。もう3年使っているマシンなのでスペック的には限界、特にハードディスクは殆ど余裕がない。そんなわけで今週外付けハードディスクを買った。写真ファイルやバックアップデータを全部これに転送すると、これが快適快適、マシンは新品のように軽く動作するようになった。このハードディスク優れもので、スリムで軽く、USB接続のため電源いらず。秋葉原のPC-SUCCESSで14,480円で売られているのを発見し、即買いした。事前情報で多少の不安はあったが、使ってみると超簡単で便利、これはいい買い物だった。と思っていた。しかし今日有楽町を歩いていて、NECの新型マシンが発売されているのを知り、ちょっと驚いた。発売当日なのにその新型マシンが134,800円で売っていたのだ。もちろん最小構成のマシンなので、オフィスなどは省かれている。しかし必要なソフトは殆ど載っているし、スペックも今使っているマシンの約4倍、CD-RWも標準装備されている。ノートパソコンもデスクトップ同様値下がりしてきたが、今回の新型の値下がりはかなり画期的だ。う〜ん、やっぱり買いかな。でももうひとつ上のランクのヤツが欲しいな。もうちょっと待つともっと下がるかもしれないし、でも待っていると無くなるかもしれない。パソコンは3ヵ月サイクルでモデルチェンジするため、買い時が難しい。やっぱり欲しい時が買い時か。それとも金のある時が買い時か。もし後者だとすれば、いつまでたってもニューマシンは買えないだろうな。

2003年5月21日    顔デカすぎてメガネ合わず
先日の席替えでメガネをやられてしまった。何かの拍子でレンズに傷をつけてしまい、物が見ぬくくてしょうがない。ちょっとした傷ならほおっておくのだが、今回はレンズの中央部、視線のど真ん中ときているもんだからタチが悪い。こうなると結局レンズ交換か、もしくは新調するしかしか方法はない。お昼にメガネ屋の前を通ったので、ちょっと寄ってみた。最近はメガネ屋といっても二分されていて、外国製の格安商品を扱っている店と、ブランド物中心の量販店がある。今流行りは前者で、フレーム+レンズで5000円などという代物を売りにしているところ。まさにこの店もそうだ。カラフルでちょっとおしゃれなメガネがいっぱい置いてある。が、しかし、最近のメガネはファッション化してしまっていて、実用性の高いものがない。仕事をしているとそんなものはかけていららないし、第一レンズが小さすぎる。自分がかけるとまるでペテン師で、これじゃあ営業にも行かれない。しかも顔が大きいのでなかなか合うフレームがない。これには参った。近くにメガネスーパーがあったのでついでによって見ると、いきなり店員がやってきた。「どのような物をお探しですか?」といきなり来たので、「おっさん向けのヤツ」と大きな声で言い放った。店員しばらく絶句、気を取り直して大き目のものを出してくる。あまりにもに似合なそうな代物だったのでしばらく自分で探す。やっぱり無い。あきらめてそそくさに店を後にし、仕事に戻る。しかしこのままじゃちょっと不便だ。ここはひとつ思い切ってコンタクトにするか、あるいはエステで顔やせするしかないか。

2003年5月20日    最新ドラマロケ地情報
現在放送中のドラマは、比較的うちの近所でロケをやっているものが多い。「東京ラブシネマ」(フジテレビ・月曜9時)、「顔」(フジテレビ・火曜9時)、「僕の魔法使い」(日本テレビ・土曜9時)の3つがそうだ。まずは「東京ラブシネマ」。これは横浜・川崎周辺のロケが多い。第1回放送のフイルムフェスティバルの場所はラ・チッタ・デッラ。昔のチネチッタと言った方がわかりやすいだろうか。江口洋介をはじめ主役は全員ロケに来ていた。ちなみにこのドラマに出てくる配給会社2社は、横浜のシルクセンターの中にある。よく出てくるスナック絹は、地下にある本当の店。屋上もよく使われている。次に「顔」。これに出てくる神奈川県警察本部は、実は川崎市役所。土日の使われていない時に、集中的にロケをやっている。仲間由紀恵が来ていて、丸一日撮影をやっていた。また警察署以外のシーンは、横浜みなとみらいが多く使われている。そして驚く事に、この市役所向かい側で「僕の魔法使い」のロケをやっている。平和通り商店街全部を使っていて、広吉代理店の事務所もここにある。場所は某キャバレーの3階、ここは外からみると厚いカーテンで目隠しされていて、中が全く見えない。篠原涼子や伊藤英明はよくこの前の通りを走っている。もちろん住まいはパレールの住居棟。よく出てくる歩道橋は、リパーク裏の宮前交差点。自転車で激突したのもこの場所。いや〜、こんな至近距離で複数のドラマロケが同時進行してるなんて、何だかワクワクする。週末ブラブラしていて、また誰かに会わないかな。

2003年5月18日    港の見える丘公園
朝から中途半端な曇り空、雨が降るのか降らないのかはっきりしない天気。天気予報によると一日中雲りとの事、家にいてもしょうがないので、ここはひとつそれを信用して出かける事にした。行き先は横浜山手、いつものようにフリー切符を買って電車に乗り込む。このフリー切符はけっこう優れもので、横浜市内発の場合、横浜〜新杉田が一日乗り降り自由で430円。最寄駅から桜木町までが片道290円なのですでに元は取れていて、それより西に行けば更にお得になる。とにかくこんなに安いフリー切符は他にないと思う。今日は久しぶりに石川町で降りて、まずイタリア山庭園を目指し坂を登る。あいにくの天気で少し雨がぱらついてきたが、坂の上に着いた時はそれもやみ、霞みながらも横浜市内が一望できた。それにしても足腰が痛い。何でこんなに痛いのに出かけたくなるんだろうか。重たい足を引きずりながら更に先へ進む。山手公園を経由して、港の見える丘公園へ到着。本日の最初の目的地だ。今ここのイングリッシュガーデンはバラが満開で、写真を撮るには絶好のタイミングとなっている。噂どおり花は満開で、普段よりもかなり多くの人がいた。写真を撮り始めると突然猫がやってきたので、ちょいと頭を撫でながらそいつも撮影、何をしに来たのかわからなくなった。一時間ほどそこで写真を撮り、元町商店街で超遅い昼飯を食べる。といっても夕方5時なので、これは夕食といっていいだろう。その後お決まりのデザートコース、ミカドコーヒーのモカソフトを頂き、その足で中華街へ向かう。しかしこの辺りで足腰の疲労がピークに達し、お土産の肉まんだけ買って帰路に着く。痛くてしょうがないのだが、来週もまた懲りずに出かけてしまうのだろう。なぜ?

2003年5月16日    スケベニンゲンとオタク
銀座の一角にそれはある。赤と緑の派手な看板とネオン、それがスケベニンゲン。狭いビルの入り口から地下に階段が続くが、決して怪しい店ではない。ここは純然たるパスタ屋、それもけっこう女の子に人気のある店だ。以前何かの情報誌で写真を見たことがあり、その時はネタかと思って思わず笑ってしまった。しかし今日銀座を歩いていて、その店を偶然見つけてしまった。何だかおかしくて、なぜ店名がスケベニンゲンなのかさっそく調べてみた。ふむふむ、これはオランダの町の名前らしい。旅行会社を経営していたオーナーが、ツアーで訪れた南イタリアに魅せられて始めた店との事。ヨーロッパをドライブ中、ふと立ち寄ったオランダハーク市のきれいな海岸の名前、これがスケベニンゲンの由来。ちゃんとオランダハーグ市の正式な許可を貰っているらしい。こだわりもここまで来ると凄いな。入り口付近にメニューの看板があって、ランチは850円からある。興味をそそられたが、今日は打ち合わせ後そのまま食事という事でお客さんを連れている。なので斜め向かいのビルの地下にある、紅虎餃子房に行った。銀座は色んな店があって昼時に行くとどこで飯を食うか迷う。次回はぜひよってみよう。昼食を済ませ、午後の訪問先へ向かう。途中また秋葉原を通る。今日はなぜが人が多く、店によってはイベントのような事をやっている。しかも絵に描いたようなオタクばかり。ソフマップの袋を下げてリュックを背負ったニキビ面デブ、ひょろ長くて長髪、銀縁のメガネをかけて独り言を言う輩、変な奴ばかりだ。アニメの店には人だかりができていて、コスプレみたいな奴がいる。恐ろしい世界だ。スケベニンゲンとオタク、女の子はどっちが好きなのか?

2003年5月15日    早い・うまい・安いの三拍子
時に昼飯が食べられない事がある。今日はそんな事がないように会社の近くでそそくさに済ませる事にする。とは言ってもここは麻布十番、ちゃんと食事を取れる店が少ない。天気が悪いせいもあってか、あまりヘビーな物を食べる気がしなかったので、昼飯はハンバーガーとなる。そんなわけで麻布十番商店街入り口のウェンディーズへ。テリヤキバーガーセット430円、ちょっと物足りないような気がしてLLセットにグレードアップ。50円益しの480円、税金がかかるので504円となる。前から思っていたのだが、ハンバーガーは値段が高い。こんなものただのパンに過ぎない。普通の店でも単品1個でなぜ200円以上もするのだろう。下手をすれば牛丼並よりも高い。そんな事なら店に行かなきゃいいと思われるだろうが、今日は雨のため近くにあるマクドナルドが満席だったのだ。MACだと1個59円のハンバーガーとドリンクですむ。税込みでも230円、これならまあ文句は言えない。しかし価格破壊バーガーができて以来、MACは女子供が多いのだ。昼間は子供づれの主婦も多く、店内を走り回るわタバコは吸うわで全く近寄れない。自分はタバコを吸わないし、煩いところが大嫌いだ。よって他の店に行く事の方が多い。プロント等、150円コーヒーの店はサンドイッチ等の軽食を置いている所が多いので、それを利用する事もけっこうある。とは言っても、やっぱり一番多くいきのはうどん屋か。早い・うまい・安いの三拍子、今やこのコピーはセルフうどん屋のためにある。

2003年5月13日    痛さ辛さも彼岸まで
もうあかん、あちこち痛くて我慢の限界、とか言いながら今日も我慢の通勤地獄。午後は予定が入っていたので、午前中はまったりとアポ取りでもしようと思っていたら、電話が鳴る。話し終わると次は会社の携帯、それが終わるとすぐに自前のPHSが鳴る。もちろんこれ全部仕事の話。おかげで朝からいきなりてんぱって、急いで営業に出る。こんなに打ち合わせの電話が入るのに、広告が全然入らないのは不思議なのだが、そうは言っても営業、電話があったらすぐ走るのが王道だ。走ると足が痛い、いやこのところは歩いていても座っていても寝ていても痛くてしょうがない。いよいよ椎間板ヘルニアの再来か? 実は3年前腰の手術をした。手術といっても、内視鏡で飛び出たヘルニア部分だけを切り取るだけなのでそんなに大げさなものではない。しかし脊髄は神経が集中しているところ、一歩間違うと危険なのだ。自分の場合、特別危険な常態ではなかった。しかし坐骨神経がもうどうしようもないくらい痛くなり、緊急オペとなった。結果は成功とは言えなかった。歩けるようになったものの、手術の後遺症が発生、新たな足腰の痛み痺れが発生した。結果的にこれが前の会社を辞める決定的な原因になった。その悪夢が再び頭をよぎる。もし今度手術をする事になれば会社退職はもちろん、下手をすれば命にもかかわる大手術になる。前と同じ手術は二度とできないし、したくもない。しかし現実は厳しく、痛みは日に日に増してくる。腰椎の固定術、要するに腰骨をボルトで固定してしまう手術だが、これがなかなか難しい。成功しても痛みは取れなかったり、感染症で死亡したケースもかなり報告されている。実際近所の人がこれで亡くなった。自分のケースも成功率が低く、医者もそれをあまり勧めていない。正直もう少し生きていたいとも思う。しかしずっとこの痛みと戦うのはあまりにも辛い。そろそろ限界、覚悟が必要か。

2003年5月12日    おじさんにはわかんねぇ
誌面の締切りが間近だと言うのに広告が殆ど入らない。おかげで朝から広告代理店に泣きの営業。それでも元々の付き合いがないため、貸してもらう事さえままならない。やはり弱小媒体は辛い。しかもフリーペーパー、今流行とはいえナショナルクライアントはあまり出したがらない。今日も疲労困憊のまま、有楽町あたりで夕方を迎える。JR駅前のソフマップで自社媒体のチェックを行い、そのままガード下を抜ける。するとビックカメラ前に人垣ができている。行ってみるとそれは店内のサテライトスタジオから、テレビの生放送をやっていた。MX-TVのゼベック・オンライン、音楽情報番組だ。あまり興味はなかったが、仕事柄おねえちゃん達に混ざってしばらく見ていた。ふとモニターを見て気づいた。自分が映っている。これはまずいぞ、しかも仕事中で生放送、誰が見ているかわからない。そそくさと立ち去るが、ゲストに来ていた4人組が誰だかさっぱりわからなかった。会社に帰って番組表を見たら、ブレス・フォーと書いてある。会社の人間に聞いたら、今売り出し中のホリプロの兄弟ユニットらしい。いやいや、おじさんにはさっぱりわからないや。メジャーレーベルでさえこんな状態だから、インディーズなんてもっと理解不能。今月末からインディーズの自社着ムービー公式サイトが立ち上がろうというのに、こんな事でいいのか。ちょっと勉強しなければいけないか? それにしても女子供向けコンテンツというのは、何でこんなにつまらないんだろう。

2003年5月10日    ツツジとバラの新宿御苑
ゴールデンウイークに久しぶりに新宿御苑へ行った。その時はあとに試写会が控えていたので、そそくさに帰ったが園内のツツジがとても綺麗だった。もう少しで満開という感じだったので、後日改めて行こうと思っていて、やっと今日行く事ができた。前回はGW中、しかもみどりの日で無料開放という事もあって、園内は人で一杯だった。今日はそれよりも少し人が少ない、とは言ってもカップルやファミリーが続々と園内に吸い込まれていく。お昼過ぎに家を出たので現地に着いたのは午後2時過ぎ、入場料200円のチケットを買って入園する。伊勢丹アネックスで弁当を買っていたので、園内で食べる事にしてツツジ園へ急ぐ。歩く事10分、しかしそこには期待したツツジの花はなかった。4月末に来た時には、確かにまだこれからという感じがしていた。しかし花が咲くどころか、散って日の光に緑の葉が映えている。ヤラレタ。ツツジの花というのは満開でも全部が花になるのではなく、花が咲かない部分はそのまま終わってしまうのだ。という事は前回来た時がピークであって、もう完全に終わっているという事なのだ。しょうがないので散ったつつじを前に弁当を開き、黙々と食べる。今日は鳶に襲われる事なく無事に弁当を食べ終わるが、ここの園内はカラスがやたらと多い。頭上やベンチの少し後でなにやらガサガザやっている。カーカー煩いし、近くまで来るので一応注意した。食事後前に回りきれなかったバラ園へと移動。ツツジがダメならバラがあるという事で、期待半分で現地へ到着。おおっ、けっこう咲いているではないか。ここは予想以上に綺麗だ。さっそくデジカメで写真を撮リ始める。関東に大きなバラ園はいくつかあるが、ここはそれに優るとも劣らない、かなり質のよいイングリッシュガーデンだ。花は小ぶりなものが多いが、種類が多く珍しい種類もけっこうある。そして何よりロケーションがいい。ツツジは撮れなかったけど、これで入場料の200円は充分元を取った感じだ。

2003年5月9日    牛丼パソコン
牛丼パソコン、牛丼が作れるパソコンではない。ソフマップの低価格パソコンの名前だ。ラインナップは本体のみ\39,800から。いや〜、安くなったもんだ、そう思っていた。しかし久しぶりに秋葉原を歩いてみると、少し様子が変わっている。激安パソコン\29,800なんていうのが既にあり、OSまで入って¥39,800で打っている。モニタも安くなっていて、15インチ液晶、スピーカー内臓が\27,800、こんなものが普通にある。CPUやHDも余裕があり、CD-RWまで付いているので機能的にまず不満はない。今や合計\67,600で、充分なスペックのパソコンが手に入る。自分も1台欲しいところだが、買えない。金がないのもあるが、それ以上に家が狭くて置く場所がないのだ。スペース的にはノート、しかしそれだと値段が倍以上するので、あと2年ぐらいは今のマシンに頑張ってもらわなければいけない事になる。そうは言っても今の使用マシン、3年前の製品のためスペックが低く、HD、メモリとも容量不足、LANポートはないし、何より内臓CDがCD-RW対応でないのが痛い。後付を買うのも面倒だし、コスト高にもなる。改造するほどの勇気もないので、やはり新品を買ったほうがよいのだろうか。夏モデルが出るのもそろそろなので、ちょっと検討してみるか? どっちにしてもボーナスがないのでやっぱり買えない。こうなったらソフマップに、牛丼ノートなんていうのを作ってもらって、\100,000以下で売ってもらいたい。\99,800のマシンはあるにはあるが、OSが入ってなかったりスペックが貧弱なものしかない。今の日本の技術レベルを考えると、そのくらいのコストダウンはできると思うのだが。

2003年5月8日    次世代メディア
このところメディア関係の人間と接触する事が多い。媒体誌自体がメディアなのだから当たり前なのだが、ここでいうのは紙でなく電波という事。今日もそういう会社が2社やってきた。1つは某大手テレビ局系列の広告代理店、携帯コンテンツのアライアンスという事でやってきた。もう1社は先ほどとは別系列の某大手テレビ局系列の地方局。こちらの用件は印刷コンペ参加の話。それぞれ営業で回っていて拾ってきたネタで、広告とはあまり関係はないが、楽曲制作等で仕事が貰える可能性がある。昨今IT分野の進化のスピードは目覚しく、情報についていくのが大変だ。携帯電話ひとつとっても、電話する→メールする→音楽を聴く→写真を撮る→動画を見る、と短期間に機能が大幅に強化されている。さらに着信音が、単音→和音→着メロ→着ムービー、なんて事になっている。こんなもの必要あるのかと正直思うのだが、若年層は新しい機能に飛びつく。携帯電話を持ってないと生活できない、携帯電話代を払う為にバイトする、なんて若者も多い。そして今度はそれが腕装着になり、テレビが受信できて録画もできる、そんな事になりそうだ。家庭ではブロードバンドが当たり前になり、ここでも音楽や動画の配信が当たり前のように行われるようになっている。少し前まではダイヤルアップでヒーヒー言いながらWebを見ていたものが、ISDNを経て一気にADSLへ、そしてFTTHと進化していく。こうなってくると、何が情報配信の主体なのかよくわからなくなってくる。それよりも音楽や動画といったコンテンツは、従来のメディアであるテレビやCDなんていうものを飛び越えて、自分の思うままに選択できるようになる。確かに放送局はあせるはずだ。考えようによっては、もう放送局という役割は終わったのかもしれない。次の世代のメディア、それはまだ手探りではあるが、確実に家庭に浸透しつつある。

2003年5月7日    暑さ寒さも彼岸まで
朝からムシムシ、やたらと暑い。電車に乗ってもただの送風で、しかも窓が開かない。一駅ごとに人は増えさらにむしてくる。ようやく麻布十番に着き、会社へ向かう。もうすっかり慣れてしまったが、今日も一番乗り、誰も出社していない。しかし社内はすでに蒸し暑く、非常に気持ち悪い。中の連中は社内がいくら熱くても、冷房を入れず窓やドアを開けて対応していたので、今日は誰もいないことをいいことに、さっそく冷房のスイッチを入れてやった。高めの温度設定にしておいたので、快適というわけではないが、それでも昨日までよりは全然良い。昨日なんかは汗だくで営業から帰ってきたのに、社内の方が暑かったくらいだ。今日はかなり涼しくなっているのに、誰も冷房が入っていることに気づいてないようだ。涼しい顔をして黙々とパソコンと対話している。中にいると感覚が麻痺してしまうのだろうか。どちらにしてもこれだけ社員がいながら、営業が自分ひとりしかいない。これ自体も異常なことだが、それ以上に外勤者の辛さを、この人たちは微塵もわからないだろう。いや、所詮そんな事はどうでもいい事なのだ。あまりに暑いので、今日は早めに帰ろうと準備をしていたら殿からメールが来た。営業月報を提出せよとの事。このクソ忙しいのにさらに無駄な作業を増やすつもりか? 大体平素マメに業務報告しているんだし、大事な用件の時は同席しているんだからそんなものいらないだろ、と憤慨しつつ手短にレポートを作る。ちゃんと見ないわりに細かい事を言う人なので、もっと詳細情報がわかるように作り直せなんて、メールがまた来るんだろうな。その割にはバランスシートが読めなかったりして・・・、マジで困ったもんだ。

2003年5月6日    ライオンにやられた
ゴールデンウイーク明け、何事もなかったように普通の一日が始まる。連休明けで中途半端になっていた仕事を整理し、お昼前から営業に出かける。午後のアポは目黒、恵比寿。次のアポまで少し時間があったので、久々に恵比寿ガーデンプレイスで昼飯を食べる事にする。今日はご飯物が食べたかったので、銀座ライオンに入る。座席に座り、定番のオムライスとアイスコーヒーセットをオーダーする。しばらく待つ。何もこない。またしばらく待つ。後の客が来て、即刻そのオーダーが来る。更に待つ。またまた後の客が来て、すぐさまオーダーが運ばれる。そしてこれを何度となく繰り返し、30分が過ぎた。店員も気づいているようだが、わかってて遠巻きに見てるだけ。こうなったら根気比べだと息巻いていたのだが、向こうもさる者で鼻で笑っている。なんちゅう店だ!さすがに頭にきたのでそのまま席を立つ。店を出るとき普通レジが声をかけるのだが、今日はわかってて知らん顔をしている。バイトばっかりだとさすがのライオンもこうなるのか、終わったな銀座ライオン。銀座店はよく利用しているが、ここを含めてもう二度と利用するのはやめよう。おかげで昼飯を食べぬまま、次のアポへ。実は今日は外アポだったので、ここの麦酒記念館前で待ち合わせをしていた。しかし今日に限ってここは休み。定休日でもないのに何でだろうと思ったら、祝日の翌日は振替休日と書いてある。ここの中の落ちついたティールームで打ち合わせをする予定が、急遽マクドナルドへ。あ〜あ、どうなってるんだガーデンプレイス。打ち合わせが終わり渋谷へ移動、昼飯は結局鶴亀製麺所となる。今日もまたうどん、懲りない麺々。

2003年5月4日    鳶に襲撃される
せっかくのゴールデンウイーク、どこにも行かないのはしゃくなので、久しぶりに遠出をしてみた。各地でツツジが満開との事で、迷ったあげく湘南国際村へ行く事にした。朝家を出て国道1号線を湘南方面へ向かう。予想したほど道路は混んでなく、横浜まではほぼスムーズに進む。そして時間短縮のために、狩場ICから横横道路に入る。しかしこれが大失敗、本線に合流する前から大渋滞。じわじわと進むが、これじゃ一般道の方が全然早い。入り口に渋滞情報を出していないので、これは戦略的な料金徴収詐欺と言われても仕方ないだろう。のろのろと進む事1時間、900円も払って横須賀ICを出る。この道路の料金はキロ当たりでは世界で一番高いらしい。それにしても酷すぎる。料金所を抜けてしばらく走り、ようやく湘南国際村へ到着。もうお昼近くになり、腹が減ったので近くのスーパーで弁当を買った。天気が良いし、ツツジも満開、海も見えるので展望の良いところでそれを食べる事にした。場所をとって食べ始めたその時、突然弁当に大きな音がしておかずが吹っ飛んだ。最初は木から枝が落ちてきたのかと思って上を見る。しかし何も変化はない。頭の上でピューピューと鳶の声がする。やられた、犯人はコイツだ。真上から弁当を狙って急降下したのだ。卵焼きを狙ってたようで、掴みそこねた玉子焼きと魚のフライが周囲に散乱している。ちょうどそれを目撃した通行人が大騒ぎ、近くにいる観光客全員に吹聴して回っていた。大きなお世話だ。カモメに頭に乗られたり、カラスに頭をどつかれたり、やっぱり鳥とは相性が悪いようだ。以後気をつけよう。満開のツツジは予想以上に綺麗だったのに、つまらぬ事で味噌をつけてしまい、本日も悪戦苦闘。

2003年5月3日    横浜みなと祭
ようやく自分もゴールデンウイークの仲間入り、今日から3日間休みだ。てなわけでさっそく外出、横浜みなと祭に行ってきた。今日は朝から天気もよく、気温も27度まで上がり夏日、かなり暑い。吹きだす汗をぬぐいながら、関内から山下公園を目指して歩く。今日は国際仮装行列があるので、関内駅を降りてから、港方面に途切れることなく人の波は続いている。一番見やすいと思われるシルクセンター前に着いたのは11時半、もうパレードは始まっていた。スーパーパレードが通過し始めていたところで、これが実質のパレード先頭なのでちょうど良かった。ちょっと気づいたのは、今年は出場フロート(装飾車)の台数が去年少ないのと、パレード自体もかなり地味になっている事。これは不景気のために予算が取れず、不参加になった企業が多かったという事だろうか、あるいは去年がワールドカップで盛り上がりすぎていただけなのだろうか。どっちにしても人の数は確実に増えているのに、パレードに今ひとつ派手さがない。その中でひときわ目立っていたのは横浜市で、中田市長自らが車に乗っていた。平成の無責任男との異名を持つこの男、ちょっとでしゃばりすぎ。今日テレビ中継を担当しているTVKでも、自分が司会の番組を持っている。そんな事はどうでもいいから、君は早く大赤字の横浜市の財政を立て直したまえ。パフォーマンスと口先だけは一流なんだから、困ったもんだ。そして車行き過ぎ、また次々とフロートがやってくる。あまり印象に残ったものはなかったが、それでも一番受けていたのが横浜高島屋の鉄腕アトム。フローとの上にアトムが飛んでいて、周りで子供達が必死に踊っている。しかし個人的には、子供ばかりのユニットなのでちょっと期待はずれだった。先に行ったジョイナスのおねえちゃんたちの方が、踊りもルックスも(あたりまえ)良かった。

2003年5月2日    懲りない面々
朝一アポで銀座、新橋、六本木と回る。六本木着がお昼を大きく回っていたので、昼食はこの周辺で済ます事にした。しかし今日もGW真っ只中、この界隈はいつもにも増して人が多い。なので混んでいる六本木ヒルズは避け、例によってうどんの空海へ。こちらは道路も向かい側とあって、すんなり店内に入れた。珍しくじゃこ入りおにぎりも残っていたので、追加注文する。今日もうまかった。隣の席にいた親子がなにやら話しをしており、耳を潜める。だしが黒くないし麺が固い、こんなのはうどんじゃない、なんで言っている。出たな味覚中毒関東人!子供の頃から変な味の物を食べているもんだから、味がわからないんだな。困ったもんだ。どこかの子供が寿司屋に行って、「こんなの寿司じゃない、だって回ってないんだもの」と言った笑い話を思い出した。まあこんな連中はほっといて、今日もお昼は満足だ。ここまで来たので、ついでに六本木ヒルズの中を通って見た。う〜ん、人が多い、多すぎる。なかなかまっすぐに歩くのも難しいくらい、道いっぱいに人が広がっている。あまりもの人の多さにそそくさに退散、次のアポの恵比寿方面へ向かう。そして恵比寿の駅を降りても人は多かった。そうか、世間はみんな今日も休みなんだ。去年まではそうだったものが、急に今年から変わってしまうとどうもやる気が出ない。しかしそれ以上に足腰がやられていて、このところ痛くてしょうがない。はっきり言ってあとどのくらい仕事が続けられるのか、自分でもわからない。そんな事を言いながらも、多分明日は出かけるのだろう。なんせまた祭りなもんで。

2003年5月1日    メーデーとトップガン
5月1日はメーデー。労働者の日とも言うべきこの日もまた、朝の通勤から始まる。さすがに休みのところが多く、通勤時間にもかかわらず電車はガラガラ、余裕で座れる。街を歩いてもビジネスマンの姿が少なく、逆にカップルやおばちゃんばかり。会社でも編集は有給を取って休んでいるし、アポ取りの電話を始めてもどこも休みか担当者不在。こんな状態なので、なんだか仕事をやる気がしない。もともとメーデーと言うのは、アメリカの労働組合のゼネストから始まる。日本でも遅れる事30年、労働条件の改善などのために始まった。しかしこのメーデーと言う言葉、他の意味がある。国際信号書に定められている無線の救難信号の事だ。実はこの言葉を聞くたびに映画「トップガン」を思い出す。トム・クルーズ演じるマーベリックの戦闘機がコントロール不能になり、「メーデーメーデー、マーベリックが大変だ」というシーン。個人的にはこのメーデーという言葉、後者のイメージが強い。こんな日に休めない場合は是非メーデー(救難信号)を出したいところだ。


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