悪戦苦闘日記


2003年6月30日    パソコン狂想曲
パソコン選びに悪戦苦闘、まだまだ決まらない。日曜日に各地でボーナス商戦をやっていたので、一応探りを入れてみた。有楽町のビックカメラは一世代前の春モデルを目玉商品としてを出していた。NECのLaVieC、これが限定20台で139,800円、今年の出始めの頃の約半額だ。これは買いだと朝一出かける用意をしていたが、開店と同時に電話をかけるともう売り切れたという。う〜ん、これはかなり早朝から並んでいたとみる。わざわざ有楽町まで行かなくてすんだが、やっぱりこれはハイスペックマシンだけに欲しかった。しょうがないので午後から川崎のヨドバシカメラへ行ってみる。ここも人でいっぱい、パソコン売り場はおやじたちが群がっている。オープン5周年記念とかをやっていて、ノートパソコン主力商品が期間限定で一律10,000円〜20,000円引きになっている。しかも事前にDMで割引クーポン5,000円を貰っているので、会わせるとかなりの値引きになる。指定ADSLに入るとそこからさらに20,000円引きなんて事で、最高で合計45,000円引きという商品まで出ている。狙っていた富士通、NEC、ソニーの各商品を見てみると、それぞれ値引き対象になっていてさらにポイントが付く。価格とポイントを足して一番安いのが富士通のFMV、NECのLaVieとソニーのVAIOは、LaVieがポイントで、VAIOが価格でリードしており、相殺するとほぼ同じ。スペックはCPUはFMV、LaVieが同じでVAIOが少し落ちる。液晶はVAIOがクリアタイプで明るく、FMVは白が自然で見やすい従来型、LaVieは従来型で少し暗く、色が青白っぽい。キーボードはVAIOがリフト式で打ちやすく、FMVは軽いがガタツキはない、LaVieはかなりグニャグニャにていてバタつきが出る。これは今使っているLaVieよりかなり悪い。プリインストールソフトもそれぞれ一長一短で、甲乙付けにくい。という事は、あとはデザインと価格で決めるしかない。う〜ん迷う。そんな事をしているところに、あるお買い得品の情報を発見、シャープのメビウス。これの春モデルのスーパー液晶タイプが137,800円、これは安いし性能もダントツにいい。しかしこのマシン、デスクトップ用のCPUを積んでいるらしい。という事はかなり熱を持って冷却ファンが煩い。これも困るな。どうしたものか、今日も価格コムを見ながら思案中。

2003年6月28日    買い替えも楽じゃない
朝起きたら、深夜まで激しかった頭痛は治まっていた。しかし相変わらず気管支の調子が悪い。これで3週間目、咳痰が止まらず、夜中に突然咳込んで止まらなくなったりする。症状が長く続いているので、朝一で近くの耳鼻咽喉科へ行く事にする。午前9時を少し回っていたが雨のせいか他に患者はおらず、スムーズに診察、治療へと進んだ。この医院にかかるのは約2年ぶり、先生は自分の事を良く覚えていた。前にちょっと言っただけなのに、腰が悪いことまで知っている。鼻から色んな物をバシバシ突っ込まれて、痛くてちょっと涙が出た。その後鼻と口と両方から吸引をし、薬をもらって終了した。保険代が3割負担になっているので、いつもより治療代がかかったがこれはしょうがない。雨がやまないのでとりあえず家に帰って雨宿り。お昼を過ぎて雨がやんだので、川崎方面に出かけることにした。まだなんとなく天気が怪しいので、僅かな距離を電車に乗り移動、昼飯処を探してウロウロする。たどり着いたのは「せっぱおじさんのさぬきうどん」。またかという訳ではない。今日は何となく体がうどんモードだったし、麺が変わったいう話を聞いていたので気になったのだ。入り口の階段を上がり、かけ並を注文、トッピングにごぼう掻揚といなり1個を付ける。雨が上がったというのに、今日はお客は自分以外誰もいない。こんな事は初めてだが、貸切状態で食べるのもまたいいもんだ。店員とバイト、そして自分だけ。この声もかけられぬ殺伐とした空間が、なんとも不思議な雰囲気を造り出している。食べ終わった頃、ようやく他のお客がやってきて、店員はほっと一息、仕事を再開した。食事が終わったので、今度はヨドバシカメラを目指す。パソコンが壊れて久しいがそろそろ買い替え時、ホームページを見たら、今日はバーゲンをやっているとの事だ。行ってみると今日はいつになく人が多く、特に普段いないファミリーが目立った。これはボーナスが出たから、家族に何か買ってやるのだろうか。その割にはパソコン売り場におやじが多すぎる。どうやらみんな自分のパソコンを買いに来たに違いない。今日は店頭価格から2万位安いキャンペーン商品もあり、これはお買い得商品満載だ。狙っていた機種も値下げしており、これは買いかなとも思った。しかし明日、ビックカメラのバーゲンがあるのだ。これを見て決めるのも遅くはない。見れば見るほど迷うので、あとはカタログと値段だけで判断して、買い替え作業に終止符を打ちたいと思う。

2003年6月27日    今日のにゃんこ
ちょっと仕事が立て込んできたんで、今日は少し早めの出勤。家を出て商店街を抜けようとしたその時、いつものにゃんこと目があった。挨拶代わりに舌をコンと鳴らすと、ヤツは大きな声でにゃーにゃー鳴きながらものすごい勢いでこちらへやって来た。おいおい、お前の相手をしてる暇なんてないんだ、早くどこかへ行ってくれないと困るのだが、今日は朝からテンションが高く、いつも以上にまとわりつく。手足にスリスリ、よだれはダラダラ、ひっくり返って伸び上がったと思ったら今度は腹を見せた。ネコが腹を見せるという事は、相当油断しているというか、相手に対して気を許している証拠。こんな事をやっている場合ではないのに、ちょっとなでてやる。それで調子に乗ったヤツは最大級に伸び上がり、もっとやってくれとばかりにこちらを見る。時間がないので軽くなでてそこを立ち去ろうとしたら、ヤツの天敵がやってきて、あっという間にいなくなった。やれやれだ。しかしこんな事をしていたために、いつもなら座れる始発電車に乗り遅れ、立ちっぱなしになる。仕事帰りにヤツの家を覗いてみたら、今度は棚の上で爆睡していた。いい気なもんだ。今日は首に赤いバンダナ巻いてちょっとオシャレ、体はデカイがなかなか愛嬌のある面白いネコである。性格は殆んど犬。どうしたらあのような人なつこいネコになるのか、本人に一度聞いてみたいと思う。

2003年6月26日    またまたドラマロケに遭遇
それは今日の夕方頃の出来事だった。午後の用事を済ませ、いつものように遅い昼飯を取った。食事が終わって少し時間があったので、近くの商店街を通ってみる事にした。ひょっとしたらドラマロケに遭遇するかと思ったからだ。そう、そこは川崎市の平和通り商店街。現地の少し前の道を、カメラを乗せた車がバックしてきたので、今日は撮影をしている事を確信した。そして平和通に入ると、いたっ!伊藤英明だ。もちろんこれは、日本テレビの土曜ドラマ「ぼくの魔法使い」だ。主演の伊藤英明は自転車にまたがって、もうスタンバイしている。広吉代理店と前後に大きく書かれた自転車、なかなかイカしてる。突然スタートの大きなかけ声とともに、カメラが回り始める。自転車は走り始め、商店街の中えい突っ切る。そしてまた同じ位置から同じシーンを何度も取る。ひとつのシーンにテイク5くらいは撮るようだ。シーンは変わって、今度はたくさんのエキストラが出てくる。みんな商店街の人達風の格好をしていて、誰がエキストラで誰が見物人なのか区別がつかない。これも何度も取り直し、5回位繰り返してようやくOKが出た。そして最後のシーン、周りがかなり緊張し始める。伊藤もスタッフもピリピリし始めて、野次馬たちは少しそこから離される。始めようとするとヘリコプターが上空を飛び始めたり、救急車が通ったりとなかなかうまくタイミングが合わない。悪いことにコギャルが集まり始め、キャーキャー騒ぎはじめる。人だかりは更に増え、監督はとうとうブチ切れる。はい、そこからここまで全部交通を止めろ、大きな声が飛び回りは静かになる。ラストシーン撮影開始、そしてカットの声が響く。OK!、周りに歓声が起こる。これでクランクアップだ。伊藤は花束を貰って笑顔で挨拶、シャンパンが空き、スタッフ全員で乾杯が行われる。それにしても非常に遅いクランクアップだ。実はこの番組、来週の放送が最終回。なのに今日も撮影という殆んど撮って出し状態。実は以前もこのようなシーンを見た事がある。広末涼子主演の「できちゃった結婚」。最終回の3日前、代々木公園で広末涼子と片瀬那奈が撮影をやっていた。終了後花束贈呈とスタッフ全員で乾杯、これはお約束なんだろうな。乾杯の後は即刻撤収で、出演者一同はあっという間に車に乗って去っていった。後には贈呈されたはずの花束だけが残っていた。

2003年6月24日    どっちのニューマシン
直ったとはいえ一度壊れたマシン、このまま使い続けるとまた近いうちに壊れるだろう。新しいマシンを買おうと思っていた矢先に起こった事件なので、ここはやはり買うタイミングなのだろう。只今何を買うか検討中。ちょうど夏モデルが出揃ったので、前と同じNECのLaVieを買おうかと最初は思っていた。しかし今度のLaVie、Cタイプは無骨だし、Lタイプはカジュアルすぎ、しかも触ってみるとキーボードがやわだ。これはいただけない。キータッチはけっこう重要なマシン選択項目なのだ。悪い事に今度の夏モデル、全メーカーがテカテカ液晶で画面が反射して見づらい。DVDを見るためらしいが、パソコンでDVDなんて見なくていい。インターネットとメールができて、最小限のビジネスアプリがあればそれでいい。どこかの携帯電話のCMじゃないけど、余計なものは必要ないのだ。そうは言ってもこの時勢、みんな右へ習えの大合唱。テカテカ液晶じゃないマシンなんて、入門機の一部にしかラインナップはない。一応全メーカーのマシンをチェックしてみた。その中で、SONYのVAIOは他メーカーに比べて反射が少ない。これならぎりぎり許せる範囲か? キーボードもリフト式でタッチの感触がよい。しかしよく見てみると、VAIOのキーボードは筐体差が大きく、はずれを引くとキーボードが浮いてバタバタいうのである。販売店に来ていたメーカーの人に聞くと、これはこういう仕様との事で、クレームをよこしても直さないと言う。かなり強気だ。確かに昔からSONYは客のクレームに対して厳しく、修理、返品、交換をなかなかさせてくれない傾向がある。もっと悪い事は、VAIOは液晶の精度が悪くドット欠けが多い。ただ単に欠けている程度ならまだいい。赤や緑の常時点灯が当たり前のように存在するのだ。今回かなり店を見て回ったが、展示品で複数のドット欠けがあったのはやはりVAIOだけ、LaVieは全くなく、このへんNECは優秀だ。知人のマシンを見ても、やはりVAIOには大きな赤の常時点灯がある。ただ、今回のVAIO、とにかく安い。A4フルノートでも14万を切っているものもある。ドット欠けさえ気にしなければ、画面も綺麗だ。安くてすぐ壊れるSONYがいいのか、ダサくて地味だが壊れにくいNECか、悩むところである。

2003年6月23日    正しいマシンのバラし方
衝撃のパソコン大破から立ち直れず、1日が終わろうとしていた。何とか気を取り直して再度このマシンの正しいバラし方を、インターネットを駆使して探してみる。しかしなかなかストライクな情報がないうえに、同じ機種というのが見あたらない。今使っているのはNECのLaVie、約3年前のモデルだ。今度はメーカーと型番を入れて検索、NECのオフィシャルサイトが出てきた。これじゃ話にならない。筺体を無理に開けるという事は改造と同じ、どうせメーカー保障は切れてるんだから、改造サイトを探してみる。検索結果を次々と見ていき、そして出てきたのがこのサイト「Oh! LaVie NX」。さっそくブックマークをすると、なんと既に自分のマシンにそれはあった。何のことはない、灯台元暮らしだったのだ。さっそくそのサイト内を巡回して、該当機種のバラし方を探す。あまりにも製品が多すぎて同じ物はない。しかしその中で、ひとつだけ前のシリーズを見つける。見た目は違うが解説を読んでみると、どうやら自分のマシンにも適用するようだ。で、それを見て愕然とする。意外にも簡単なのだ。あれだけ必死でやってダメだったものが、実は簡単な隠しネジ2箇所と、フックをはずせばいいという事を知る。本体のシールを剥がしてネジを緩め、フックを横にスライド。おおっ、いとも簡単にはずれたではないか。そこには思ったよりも非常にチャチなスイッチ類が並んでいて、確かに電源スイッチの根元が折れている。こういう場合スイッチボード全部交換しないとダメだろう。しかしそんなお金も暇もない。そこでたまたま買ってあった瞬間接着剤を取り出し、電源スイッチとスイッチボードをくっつけてみる。しばらくは乾燥が速くて、なかなかうまくいかない。何度もチャレンジ、そして格闘5分、そいつはおとなしくなった。見た目は見事にスイッチがボードにくっついている。これで乾燥してしまえば完了だ。しばらく乾かして、ゆっくりネジを締める。そしておもむろに電源スイッチに手を伸ばし、スイッチオン・・・、成功だ。今度はいつ壊れるとも知れないが、これでひとまず安心。でもやっぱり新しいマシンは買う事にしよう。

2003年6月22日    ナント電源ボタンが取れる
朝遅めに起きて軽い朝食を取り、パソコンを立ち上げメールをチェック、の筈だった。しかし今日はパソコンの電源スイッチの手ごたえが少し変だ。良く見てみるとスイッチボタンが陥没していて、押せなくなっている。それでも頑張ってそのまま何度か押し続けると、とりあえず電源は入った。メール、掲示板をチェックして一度終了、勝負はここからだった。壊れているのは電源スイッチだ。見たところ陥没したところを後側から止めなおしてやると、また元に戻りそうな感じである。どうしようかと思案したあげく、パソコンを完全にバラして治す事にした。しかし相手はノートパソコン、デスクトップなどと違ってバラすのは大変、相当神経を使うし、これがなかなか開かないのだ。まずはドライバーでネジを全部はずしてみる。筺体は少し動くが開かない。ディスプレイ周辺のシールも剥がして更にネジをはずす。これでもビクともしない。全ての止め具ははずしたはずなのに、どうしても本体の真ん中周辺がはずれない。死闘1時間、どうにも埒があかないのでとうとう諦める。電源スイッチひとつにこんなに苦労するとは思わなかったが、これじゃしばらくパソコンが使えないので困る。何とか電源スイッチを押せないかと陥没したボタンをいじくっていると、ポロっと横にずれた。ますます悪い状況、メールボタンの下にそれが入り込んで隣のボタンも押せなくなった。必死でマシンを振る、振る、振る。ボタン少々移動したので、その位置で本体のネジを全部締める。上から見てみるとボタンはずれて横にありスイッチは丸出し、ここで楊枝を取り出して、ボタン穴から突っ込んでスイッチを押してみる。シューン、マシンのスイッチは入った。なんとか生きていたようだ。でもこの状態は素人には治せない。やっぱり早く新しいマシンを買ったほうがよさそうだ。量販店の期間限定割引券を持っているので、それを使ってマシンを買おう。そしてその店に壊れたマシンを修理に出せば、買ったポイントで修理費がまかなえる。これが今考えられる最善の方法だろう。でもまた金も手間もかかって、まだまだ悪戦苦闘は続くようだ。

2003年6月21日    歯医者と四国物産展
暑さと痛さで目が覚める朝。連日の歯の痛みに耐えられず、今日とうとう歯医者へ行くはめになる。予約が必要なところをあえて電話せず、直接急患扱いで診て貰う。激しく親不知周辺が腫れているため、抗生物質を局部に打ち込み、痛み止めの処置も行う。今日は患部の状態が良くないためこれが精一杯、化膿止めと痛み止めの薬を貰って帰る。次回は抜歯らしい。歯の生え方や顎の骨への食い込み方がまずいらしく、かなりの難抜歯が予想される。はたして大丈夫だろうかとここまで結論を延ばしてきたが、今度という今度はもう逃げられないようだ。それにしても薬を待つ時間が長すぎで、軽く1時間以上も待たされた。薬剤師は中に8人もいるのに、ここの病院の薬局は一体どうなっているんだろう。処方箋は貰っていたので、近所の薬局で貰ってくれば良かったと反省。おかげで外出予定時間を大幅に過ぎてしまい、午後2時頃ようやく川崎方面に向かう。今日は暑い。気温33度、これじゃ歩く気にもならなかったので、川崎までの僅かな道のりを電車に乗る。定期があるので電車賃は無料、駅間1駅2分、あっという間に川崎到着で快適快適。今日はさいか屋で四国物産展が行われているので、さっそくそれを目指す。6階の特設会場に着いて食料品を物色していると、いきなり讃岐うどんこんぴらやの暖簾が目に入ってきた。歯も痛いしちょうど腹も減っていたので、速攻でそれを食べる事にして入店する。2人で入ったので、ざるうどんとかけうどんをそれぞれ頼む。かけうどんが先に出てきたので、期待をこめて食べようとした。しかしそのうどんは讃岐うどんにしては少し変だ。出汁の色が黒く、麺に艶がない、まるで東京の駅うどんを思わせるものだった。一口食べる。ブッブー、これはまさしく東京の駅うどんじゃないか。麺は作り置きで伸びてコシがなく、出汁は醤油そのもの、しかもこれは四国の醤油じゃない。ほどなくざるうどんが出てくる。ちょっとおすそ分け。ん?これはいけるではないか。麺もコシがあり、角がピシッと立っている。これこれ、これが讃岐うどん。なんでかけの方はこんな麺にならないかなぁ、不思議だ。同じ店とはとても思えないこの両方のうどん、しめて1000円払ったのはちょっともったいなかった。四国物産展そのものは大した事なかったけど、わが故郷、実家の近くにある食品メーカー、伊予柑漬本舗が来ていたのはちょっと嬉しかった。ちゃんと新居浜太鼓祭りのポスターが貼ってあったし、おやじの方言丸出しの喋り方に好感が持てた。でも何も買わなかったけど。会場を後にして、地下街ロッテリアでシェーク100円をゲット、界隈をブラブラしてまた電車に乗って帰った。

2003年6月19日    暑さでスパムもダウン
今の通勤ルートで乗る電車にもようやく慣れた。要領を得ると行きだけは座れる事もわかった。しかし毎日乗ってる時間が長すぎる。おそらく今迄で一番長い。この時間、ボーッとしてるわけにもいかないので、最近は本や雑誌を見るようになった。小説などはかったるいし、情報として得るものが少ないので読むのはやはり専門誌か週刊誌。このところ買ったものは、週間アスキー、日経ネットナビ、PC-fan、ネットランナー、iPなど。これ全部コンピューター&インターネット誌。一部にはアングラ情報もあるが、これはハッキング対策として相手の手口を知るために読んでいる。決して悪用はしていない。ホームページ運営をしているため、こういう情報も必要なのだ。毎日当たり前のようにスパムが何通も来るし、時にはウイルスも来る。もちろん対策は万全にしているが、それでも懲りずに来る。なぜこんなに来るのか? それはホームページ上に、メールアドレスをさらしているからに他ならない。一応安全のためホームページトップのアドレスはWebメール、掲示板のアドレスは転送メールを使っている。ところがこれをわざわざ拾って、スパムのあて先として登録しているうざい業者がいるのだ。最近は専用のソフトを使い、わずかな時間で膨大な数のアドレスを収集しているらしい。しかもその集めたアドレスを他に転売する業者も現れて、一度スパムが来たアドレスには、以降毎日のように迷惑メールが来る事になる。今後メールを必要としない方はこちらへ、なんて言葉を信じてはいけない。これを返信するとアドレスが生きているのがバレバレで、全く相手の思う壺だ。メーラーのフィルターで落としても、また違うアドレスで送ってくるし、放置していてもまた来るので、これはもう諦めるしかないのかもしれない。スパムが来てない日はホッとするけど、今日は暑すぎでとてもホットだ。

2003年6月17日    運を天に任せるか
熱が下がらないまま、今日も出勤悲しき渡り鳥。あいにく天気も悪いので、やむなく先日買った足に合わない防水靴を履く。これがまた痛い。さらに悪い事に、突然親不知が激しく腫れてきて痛くてたまらない。まさに弱り目に祟り目で、足腰の痛みとともに一日激痛と戦う事になる。一応鎮痛剤や消炎剤は持っているのだが、もはやそれが効くレベルでもなかった。何で自分だけがこんな目に会うのだろうと、天を恨みながら波のように押し寄せる痛みに絶える。午前中の会議までは何とか持った。しかしお昼過ぎて親不知がさらに大きく腫れて、我慢も限界に来る。そこで鎮痛消炎ではけっこうメジャーなメフェナム酸カプセルを、通常使用の2倍飲んでみる。これは歯科や外科、整形外科などで汎用に使われていて、患者にはけっこう評判も良い。ところがそれがいつまで待っても全く効かない。これじゃどうにもならないので、膿が溜まっていそうな親不知周辺を、歯間ブラシでガンガンほじくってみる。これがまた痛いのなんの、出血はするのに腫れはさらに大きくなる。デントヘルスを塗ってしばらく様子を見る。効果なし。痛みだけなら最強の鎮痛剤、ボルタレンを持っているがこれじゃ根本的な解決にならないし、実はこのボルタレンが自分には全く効かないのだ。特殊体質というわけではない。ただ昔から、自分にはどんなに強力な鎮痛剤も効き目がない。こうなったらいよいよパセトシンのお出ましか。歯の痛み、消炎には抜群の効果を発揮するというこの薬、普通は手に入らない。しかし少々なら今手元にある。以前普通の人の倍の量を一週間飲み続け、ようやく効果が出た記憶がある。これでダメなら歯医者へ直行、即刻抜歯だ。ただの抜歯ではない。レントゲンで見たところ、この親不知は横に生えていて、顎の骨にガッチリ食い込んでいる。しかもその下には太い神経が走っている。つまり顎の骨を削って抜歯する、けっこう危険な手術なのだ。10年以上前に抜いた反対側の親不知の抜歯跡は、同じような状態で抜いたので未だに顔面神経の麻痺など後遺症で悩まされている。抜くに抜けない、しかしいずれは抜かないといけないこの親不知、運を天に任せるしかないか・・・。

2003年6月16日    とうとう風邪でダウン
昨日の夜から体がだるい。それ以外の自覚症状は特になかったが、念のため熱を測ってみた。大丈夫かと思っていたら、なんと38度もある。どうりで暑いわけだ。熱があることを自覚したとたん、なぜか冷や汗がダラダラ出てきて、さらに体温は上がっていった。あわてて風邪薬を飲んでベッドに横たわる。咳は出るし気管支は詰まるし、あちこち痛いしやたらと暑い。これは今流行のサーズか?なんて心配しながら、眠れない夜を過ごす。いつもどおりの月曜日の朝、なんだかんだ言っても今会社を休むわけにはいけない。退社日まではキチンと勤める、これが社会人のマナーである。今日は駅まで歩いて行くだけでも汗だくで、電車に乗ってもそれは変わらなかった。やっぱりかなり熱があるようだ。会社について、空気の悪さにいきなりむせる。やっぱり環境と言うのは大切で、こんな中で仕事をやっているのは体に悪い。午前中の内勤をそそくさに済ませ、午後のアポに備えて早めに外出した。一応体調が悪いのを社内に伝え、午後のアポを済ませたら病院、直帰という事にさせてもらった。只今の予想体温39度、足元がフラフラする。こんなに熱を出したのは何年ぶりだろう。おそらくここ数年そういう記憶はない。これは疲れか、はたまたストレスか、それとも誰かの藁人形願掛けなのか。悪い事に、こんな時に限って足が痛くなる。昨日買った靴が固くて、全然足にフィットしないのだ。小さいわけではなく、足の形に合わない。やっぱり安物は買っちゃいけない。また買い直す事になるので結局に割高だ。今回買ったのは防水靴なので雨の日だけ使う事にしよう。しかしこのところ、何につけても悪いほうを選択しているように思う。せめてサマージャンボでも当たってくれればいいのだが・・・。それが一番難しいか。

2003年6月14日    生田緑地は菖蒲時
せっかくの休日だというのに、朝から変な天気だ。先週同様どこに行くかさんざん迷ったあげく、結局近場の生田緑地に行く事にした。先々週ここのばら苑で門前払いを食ったばかりだったので、今日も駐車場が満車だった場合の事を想定して出かける。車を走らせる事約40分、途中殆んど渋滞らしき事もなく順調に現地に着いた。駐車場もばら苑とは別のところにあるので、今回はすんなり車を停めて園内に入る。ここに来るのは久しぶりで、もう5年近く来ていない。少し様子が変わっているのは、駐車場が立体になり広くなったのと、岡本太郎記念館ができていた事。話には聞いていたが、今日の目的は違う。やっぱり菖蒲と紫陽花。菖蒲園は駐車場を降りてすぐのところにあり、もう花は咲いていた。周りには絵を書いている人がいっぱいいて、その周辺で遊んでいる親子も多い。しかし、菖蒲園が以前より地味になっている。花もまばら、工事のためか面積も少々小さくなっているようにも思える。ちょっと期待はずれだったので、そそくさに日本民家園へ向かう。ここは日本各地の旧家を再現したもので、関東では最大級の施設だ。入り口で入場料大人500円を払う。以前来た時は確か300円、高いと思ったが、めったに来ないのでそのまま入る。ここは意外にもなかなかいい施設で、とても川崎市とは思えないロケーションも来た人を驚かせる。いくつか民家を過ぎると、合掌造りのそば屋が見えてくる。お昼時なので迷わず入り、ざるそばを注文する。今日はとても蒸し暑く汗だくだったのだが、ここはとても気持ちのいい風が吹いてくる。店のつくりや窓からの風景も、思わず信州や飛騨高山地区を思わせ、そばを食べる気分を盛り上げる。ざるそばが運ばれてきて、さっそく食べる。うん、これはけっこういける。どうやら手打ちで、ここで仕込みをしているらしい。500円という値段も良心的だ。ちゃんとそば湯も貰えてこれで満足、一服して外へ出る。するとそこには団子売りが構えている。3本220円、思わずまた買ってしまった。園内はかなり広くこの先も延々と民家が続き、ここを出るのに約2時間かかる。おかげで岡本太郎記念館を見る時間がなくなり、外観だけ見てそこで退園する。帰り道川崎市最大の菖蒲どころ、高橋菖蒲園へ立ち寄る。満開かと思ったらここはもうピークを過ぎていて、これは去年と同じパターン。先週は早すぎ、今週は遅すぎで、花のタイミングは難しい。ここで雨がしとしと降ってきて、慌てて帰路に着く。帰ったら洗濯物がビショビショでまた洗い直し、休日もまた悪戦苦闘。

2003年6月13日    にゃんにゃんにゃんこ飯店
これは中華料理屋の名前ではない。れっきとしたお菓子だ。いや、正式には玩具菓子。カバヤが発売している、にゃんにゃんにゃんこシリーズのひとつである。ある日会社帰りに立ち寄った、近くのスーパーにそれはあった。なんじゃこりゃ?名前もさることながら、どう見てもそれはお菓子には見えない代物。しかもそのパッケージには、ももにゃんこまん、あんにゃんどうふ、にゃんこぎょうざ、にゃんこしゅうまい、にゃすみんちゃ等と、ふざけた名前が書いてある。気になってしょうがないので、試しにひとつ買ってみた。家に帰ってパッケージを開けてみると、中からはももまんの形をしたネコのぬいぐるみが出てきた。ちょっとナンセンスというか、見ようによってはユーモラスというか、今まで見た事のない不思議な商品がそこにあった。お菓子のほうは食べるほどもなく、これは完全にキャラクターグッズだ。調べてみるとこのキャラクター、お菓子だけでも色々出ている。にゃんにゃんにゃんこチョコ、にゃんにゃんにゃんこラムネ、にゃんにゃんにゃんこのど飴・・・、まだまだある。ラムネにいたっては商品がキャラクター中心で、ラムネ自体はなんと4グラムしか入っていない。なんという割り切り方、これは絶対お菓子ではない。ますます気になって、結局にゃんこしゅうまいとあんにゃんどうふも買ってしまった。そうか、これはこういう受け狙いの商品だったんだな。相手の戦略にまんまとやられた。今日も気になってそのスーパーをのぞいてみたら、もうその商品はなかった。売り切れたのか、それとも撤去されたのかはわからない。しかし今そのにゃんこ達は、我が家のテレビの上を独占している。帰り道、いつもの店の猫と目が合った。暑さのためか店内から出てこず、あいさつ代わりににゃんと一言鳴いた。

2003年6月10日    どっちが悪いでショー
今日は会議の日、部外者も含めての初の営業戦略会議。今までないのが不思議だったが、他に営業がいないので、一人で会議をするわけにもいかなかったのだ。何日も前から情報収集と資料の作成行い、議事進行についてもほぼ決めていた。午後10時30分、それは静かに始まった。と思ったら、いきなり殿の横槍が入る。議事の順番を変えろ、この一言で全ての予定が狂う。ゲストの一人も急な仕事が入ったので、途中で抜けると言う。やむなくギクシャクしながら進行を進め、とりあえずは前半を無事終了する。そして後半、ここからが大きく会議が揺れる。用意していた資料を配り、プレゼンを始める。まずは業界の動向と売上推移、他の媒体の戦略と状況を克明に伝える。そして殿が口を開く。他の会社の事はどうでもいいから、これからどうしたらよいのかプレゼンしろと言う。ちょっと待った、現状をちゃんと把握しないで先の事が語れるか? この人以前もプレゼン資料を見てこう言った。「お前は評論家か」これにはブチ切れたが、ぐっと我慢してその場を収めた。マーケの重要性なんて微塵もわかってないこの人、自分の考えたものを少しでも否定されると激怒する。激怒といってもその場で怒鳴りあげる訳ではない。基本的に会話の場合はその言葉、そっくりそのまま返される。普通はメール攻撃、ネチネチと相手を非難、その後訳のわからない持論をブチ上げる。人のやらない事をやるのが仕事のやり方なんて説法を始める。しかしこの理屈には基本がない。何か根拠があっていってるわけではない。つまり単なる思いつきでここまでやってきたという訳だ。しょうがないので、ビジネスのあり方をとくと話してやる。これは今やってる媒体を根底から否定する話で、経営方針について厳しく追求する。自分の趣味意外の事は興味無しの殿、具の根も出ず周囲はしばらく沈黙する。気を取り直して必死に応戦し始めるが、こちらもとどめの一言を決める。決裂・・・、気まずい雰囲気のまま会議は終了する。お昼を挟み、会議の反省点、殿のプライドを傷つけた事もあり、その旨詫びのメールを入れる。殿からメールが来る。お前はけしからん。常識をわきまえろとある。そう言われれば仮にも相手は殿でもあるし、ゲストの前で少々やり過ぎたのかもしれない。再度一応詫びのメールを入れる。またメールが来る。今度は怒りのテンションが上がっており、謝ってすむものではないと始まった。お前は社会人として最低だとも書いてある。仕方がないので更なる詫びと反省のメールを入れる。シカト、これにて退社は決定的に。さて、今日悪いのは殿か、それとも渡り鳥か、どっち!!

2003年6月9日    赤坂・銀座でもうどん
朝から微妙な天気、なんだか蒸し暑い。午前中の内勤を終え、午後からはいつものように営業に出る。今日はまず赤坂方面のアポだったので、現地で昼飯を食べる事にした。あまりヘビーな物は入りそうもなかったので、うどんでも食べようとさぬき小町うどんに行く。お昼を大きく過ぎていたものの、けっこう混んでいてとりあえず並んでいる人の後ろへ続く。トッピングはごぼう天のみ、いなり寿司を1個追加でかけ中を頼む。合計430円、ボリュームのない割には少し高い。てんかすをトッピングしてカウンター席の角に座る。以前ここへ来たのはオープンして間もない頃だったので、久しぶりだ。まず麺をすすり、そしてだしを飲む。あまりおいしくない。このところ空海やかおりひめを食べてしまっているもんだから、ここのうどんは前よりもまずく感じる。もともとはまなるうどんと決裂したこのうどん屋、味くらいははなまるに勝ってほしいが、どうやらそれは無理な注文のようだ。周りはうまそうに食べているので、関東人にはこんなものでいいのだろう。納得のいかないまま店を出て、午後一の営業へ向かう。某出版社系のハウスエージェンシー、今日はアポなしなので担当がいるかどうかわからない。受付から内線を入れてみると、意外にもあっさりと本人が出てきた。媒体販売依頼をして、次のアポ先の銀座方面へ向かう。この会社とはまだ取引はないが、媒体担当とはけっこういろんな情報交換をしている。今日はフリーペーパー新媒体の話で、お願いして資料などを貰う。話が終わりその会社を出ようとすると、どこかで見たような人が階段を上がってくる。なんとさっき行った会社の担当者だ。広告代理店が広告代理店に来る事はあまりないし、ましてや媒体社系のハウスエージェンシーが何でここにいるのか訳がわからない。それ以上に偶然ここでまた会った事に驚いた。理由を聞いてみると、新聞媒体の扱いでという事だった。なるほど、そういう事か。それにしてもよく人に会うな。やっぱり銀座界隈で悪い事はできない。そこを後にしたのが夕方、次の打ち合わせ先汐留へ急ぐ。結局今日は最後まで時間が押してしまい、会社に帰ったのが7時半過ぎ。明日の会議の準備と資料作成で、またまた遅くなってしまった。

2003年6月7日    県立四季の森公園
梅雨入りも近いので、思い立って菖蒲と紫陽花を見に行く事にした。どこに行くか迷うが、ここ数年足を運んでいない四季の森公園に行く事にした。家を出たのがお昼前、現地に着いたのが12時半頃、まあ同じ市内だからこんなもんだ。入り口の駐車場で、終日料金540円を払って車を止める。本当に久しぶりなので、以前来た時の事を忘れかけていたが、ここはやたらと広く、一周するのに2時間くらいかかったのを覚えている。とりあえず外周に沿って歩き、さっそく菖蒲園を目指す。途中、カメラオタクの集団に遭遇、彼らはカワセミ撮影隊だった。確かに以前ここに来た時、カワセミをかなり間近で見た。もちろん写真も撮った。今日はまだ出没してないようなのでそのまま通過、やっと菖蒲園に到着する。最初あまり期待はしてなかったが、思った以上に花は咲いていて、菖蒲園自体もそこそこの規模がある。まだ2〜3分咲きといったところ、でも花はいろんな種類があって綺麗だ。アヤメ科三種と言えば、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ。ハナショウブは主に江戸系、肥後系、伊勢系に分類される。ここは主にハナショウブ、特に肥後系の花が今は一番咲いている。デジカメで写真を撮りながら、菖蒲園の周りを一周し、しばらく花を見ながら休憩する。再び外周制覇を目指して歩き出す。山道の分岐点にさしかかり、ふとカンカンという木を叩く音で足を止める。これはひょっとしてキツツキか?周りを見回す。またカンカン・・・・、犯人を見つけた。横縞の囚人服を着た小柄な奴、これは間違いなくコゲラだ。かなりその木を掘っていたらしく、木の周りはオガクズで白くなっている。それにしてもこんな所でコゲラに逢うとは何ともラッキー。カメラのズームを最大にしてこっそり写真を撮る。しばらく必死でその木を掘っていたコゲラは、こちらの様子に気づき、どこかへ飛んでいってしまった。今日は他にもナナフシや二十星てんとう虫、シオカラトンボ等を発見した。それにしても横浜市内にこんな所があるのは驚きだ。今月は中旬頃から蛍も出るらしい。これで入園は無料なんだから、利用しない手はないな。

2003年6月6日    鬼十則も撃沈
このところの広告業界は再編の動きが大きく、リストラや合併、会社によっては解散なんてところもある。特に電博はグループを含めた大型の組織再編を行っていて、人の流動化が激しくなっている。おかげでその影響を受けた人達が業界内に溢れ、玉突き現象を起こし、誰がどこに行ったのかよくわからなくなってきた。昨日も今日もそんなメールや電話が入ってくる。明日は我が身なんていつも覚悟を決めて、半分諦めの気持ちで仕事に取り組んでいる。そして今朝も殿からのメールが届く。会議の件に対するクレーム。外部の人間を中に入れるなと書いてある。これはひとつの賭けで、現状を打破するために周りを大きく巻き込むという作戦だった。電通の「鬼十則」にもあるが、「周囲を引きずり回せ・・・」というあの有名な一節だ。しかし「鬼十則」すら知らないこのお方には、こんな作戦は通用しなかった。実は殿に出したメールは、進退をあきらかにするものだった。現体制ではとても仕事ができないので、変えるつもりがないなら切りのいいところで辞める、そう書いたつもりだった。ところが帰ってきたメールは、その事に何も触れられていない。チーム全員仲良くやれなんて書いてある。はて?どうしたものかと自分の出したメールを読み返してみると、なるほど、これは頭のいい人にはピンとくる内容になっている。という事は、殿にこの意思は伝わってないのも同然。朝必死で考えて、勇気を出して出したメールが水の泡。なんとも欝である。今日一日の疲れがどっと来た。

2003年6月5日    川崎ラーメン戦争
午前中の内勤、午後から神田方面と向かい、そして川崎へ。私生活ではしょっちゅう来てるのに、仕事がらみでここへくる事はせいぜい月1回あるかないか。そうはいってもこの界隈、IBMやDELLなんていう外資の大手優良企業がある。昔はトイザらスなんかも担当していた事もある。かなり遅くなったが、まだ昼飯を食べていなかったので、今日は久々ラーメンでも食べる事にした。今日入ったのは「空也」。ここは独立系のラーメン屋で、魚系のだし、麺も細くて結構好みに合う。平日午後2時〜5時までの間は、半チャーハンが無料で付くのでもちろんこれを頼む。しょうゆラーメンとのセットで500円、安くてうまい川崎の穴場だ。ここは特にチャーシュー麺がお勧めなのだが、800円とちょっと高いので、素人にはちょっと勇気がいる。普通のしょうゆラーメンでもチャーシューは1枚乗っているので、それで我慢するのが貧乏人の楽しみ方。もちろん今日もチャーハンはうまかった。ここ数年、川崎駅周辺はラーメン屋が増殖し、有名店までもが進出してきた。山頭火や屯ちん、小法師などがそうだ。山頭火は言うまでもない旭川の名店、確かにうまい。ちょっと値段が高く盛りが少ないのが気になるが、あの甘いだしがなんともたまらない。旭川に行って初めて食べた時は感動した。屯ちんは池袋の有名店。なぜ岡田屋の6階にあるのかよくわからないが、麺が3倍でも値段は同じなので、腹が減っている時はいいかもしれない。小法師は喜多方、坂内食堂の姉妹店。ここに行くと必ずチャーシュー麺を頼んでしまう。麺が全部隠れてしまう、あのバカみたいに枚数の多いチャーシューは他を圧倒している。他にもラーメン二郎、天下一品、天龍など数多くの店があり、どこに行くかいつも迷ってしまう。

2003年6月4日    あと何日の命かな
今の会社に来て4ヶ月、いつも通り朝一で出社、デスクにたどり着く。そしてパソコンのスイッチを入れ、恐怖のメーラーを立ち上げる。来てる来てる、今日も殿から2通。おもむろにメールを開くとまたご立腹の様子。営業報告書がまだ出ていないとのお叱りの内容で、業者から報告が来ているのに、なぜお前のは出てないんだと書いてある。これは業務命令なのでさっさと出せとの事。少し前に言われているのでもっともなんだが、実は只今作業中で雛形は既にできている。後に残せるようにとの指示だったので、エクセルに落とす作業をしているところだった。書き方に少々腹が立ったが、事情を伝え詫び入れのメールを送る。午前中のアポをこなし、少し遅いお昼でも食べようかと外に出ると、雨が降ってきた。アンラッキー、今日は傘を持ってないのだ。地下街にはまともな食事どころがないし、会社に帰るにしてもかなり濡れそうだ。しばらくたっても止まないので、やむなくその辺のハンバーガー屋に入る。ああ、今日もまたハンバーガーか。むなしいと言うか、大分飽きてきた。濡れながらも何とか会社に帰り着き、残していた内勤業務を始める。そして再び恐怖のメーラーを立ち上げる。おおっ、また殿から来てる。恐る恐るメールを開くと、その件了解したと書いてあった。とりあえずほっと胸をなでおろし、ちょっと机から立ち上がって深呼吸。やれやれだ。なんて思っていたら、編集からよからぬ噂を耳にする。どうやら自分が撒いた種じゃないものが一人歩きし、犯人にされてるようだ。業界は狭いので情報はどこからでも入ってくるもの、しかしこういうのは迷惑な話だ。どうにもならないのでほっとくしかないが、なんか割り切れない。それにしてもかつてないほど酷い目に遭っているこの会社、そろそろあがらしてもらおうかと思っていたら、殿もそう思ってたらしい。今度は物わかりいいじゃん。どうりでレポート早くよこせと言うわけだ。

2003年6月3日    汗だく圧迫祭り
朝から暑い。通勤電車を待っているだけでも汗だくになる。いつも乗る位置の車両は弱冷房車で、乗ってる間じゅう暑い。乗り換えた電車もやっぱり弱冷房車、ブラインドを下ろしても効果なし。隣の席のおやじも大汗をかいていて気持ち悪い。会社にたどり着き、エレベーターを降りたら、今度は生暖かい空気が待っていた。エアコンをつけても効きが悪く、気持ちの悪い風だけが吹いてくる。元々今いるフロアーは編集・制作だけしかいなかったところで、OA機器が多くやたらと暑い。しかも省エネのため、窓を開けて温度を調節したりしている。なので汗だくで営業から帰ってきても、中のほうが余計に暑かったりする。正直これは耐えられない。しかもまだ衣替えをしていないため、スーツは冬用を着ていたりする。早くチェンジしなければと思いつつ、どうも切りが悪くてそのまま、来週頭までに必ず夏用に変えようと思う。これからいやな梅雨もやってくるし、それが終わると極暑、営業にとっては厳しい季節がやってきた。帰りの電車、何とか座れたのはラッキーだったが、両脇を汗だくの巨漢に挟まれ圧迫祭り。明日はもう少し涼しい一日でありますように。

2003年6月2日    不思議な事もあるもんだ
月曜日の朝は辛い。これはみんなそうかも知れないけど、今日起こる出来事を想像すると何だか鬱になる。会社に朝一番についていつもどおりメールのチェック、来てる来てる、また殿から2通。恐る恐るメールを開くと、先週末出した案件についてOKが出ている。ホッと一息、そそくさに営業に出る準備をして出かける。今日の行き先も銀座、ここのところこの界隈に出る頻度がかなり多くなっている。3丁目の交差点を過ぎたところでまたもや知り合いにバッタリ、今日は昔いた会社の後輩だった。出会い頭だったのでお互いビックリ、とりあえず名刺交換と簡単な話をして別れる。それにしても最近、知り合いに会う確率が相当高い。何でだかわからないけど、いつ、どこで、誰が見ているかわからないので、悪いことはできないな。午前中の用件を済ませ、次のアポ先に向かおうとしたら、打ち合わせしていたその人も、同じ会社へ行く予定だったようで、そのまま一緒にその会社へ向かう。行き先も同じフロア、担当者は別だったので、カウンターで右と左に分かれる。そして打ち合わせが終わり、帰ろうとしたら、一緒に来たその人も同時に話が終わったようで、また一緒にそこを出る。そして結局そのまま昼飯を一緒に食べる事になった。次のアポの時間が変更になったので、携帯で別の人にアポイントを入れる。するとその人は、今自分が一緒にいるその人に既にアポイントが入っているという。なんか訳が判らないが、面倒臭いのでそこで一緒に用件を済ますことにした。そしてまたその人の会社へ向かう。話が終わりその会社を出たとたん、私用の携帯電話に殿から電話が入る。何だか訳のわからないことをいっぱい言ってくるので、こちらも訳がわからなくなり適当に答え、その場を凌ぐ。そしてまた次のアポへ、これもまた入り口でバッタリ、なんか変な一日だった。会社に帰ったら知らない人からの伝言が2件入っていた。

2003年6月1日    横浜開港祭
昨日の台風で全てのイベントが中止になってしまった横浜開港祭。どうしても行きたかったので、いつも通りに朝起きて早々に出かける。家を出る寸前まで雨は降っていたが、天気予報は晴れ、しかも夏日なんて言っているので、傘も持たずダンガリーシャツ1枚で出かける。桜木町の駅を降りる頃には青空も見えてきて、その判断は正しかった。人も多くかなり蒸し暑い。今年から祭りのメイン会場が臨港パークに移り、駅からの時間はけっこうかかった。すでに一部のイベントは始まっていて、展示や乗船会はもう並んでいる。巡視艇の乗船会は事前エントリーで既に締め切りだったので、帆船海王丸の一般公開の当日整理券を貰いに行く。しかしこれも既に午前の部が終わっていて、やむなく午後の部の整理券を貰って帰る。そして昨年のメイン会場だった赤レンガ倉庫へ移動する。しかしここは珍しく人が少ない。一応イベント等をやっているが、去年のような盛り上がりが全然ない。それはそうかもしれない。去年横浜はワールドカップの開催都市、しかも決勝会場という事もあって、サッカー関連のイベントや展示を相当やっていたのだ。もちろんその開催時期とも重なり、観光客や外国人が多かった。それに比べると今年は人が少なくて回るのが楽だ。どっちにしてもあまり大したイベントもないのでワールドポーターズへ移動、軽く食事をする。そうこうするうちに帆船の公開時間になり、再度新港埠頭へ向かう。今度はすんなり船の中へ入れた。帆船には一度も乗った事がなかったので、興味深く船内を見て回ったが、意外にこの手の船は船内が狭い。もちろん旅客フェリーじゃないんで広い必要もないけど、自分のような閉所恐怖症の人間にはちょっと辛いところだ。10分位見ただけで船を降りる。もう少しイベント等を見て帰りたいところだったが、明日は仕事ということでけっこう早いうちに家へ帰る。大体台風のおかげで今日出かける事になった訳で、普段は日曜日は出かけないのだ。


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